2015 Fiscal Year Research-status Report
細胞周期関連蛋白 BubR1 の内膜肥厚病変における機能解析
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15K19924
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
久良木 亮一 九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 研究員 (20631592)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 動脈硬化 / 内膜肥厚 / BubR1 / AopE |
Outline of Annual Research Achievements |
BubR1低発現/ApoEノックアウトマウスにおける動脈硬化巣への影響を検討するにあたり、高脂肪食を生後6週令より与え動脈硬化病変促進を図った。動脈硬化病変標本の採集に先立ち、採血にて血液生化学検査(脂質プロファイル)の検討を行った。高脂肪食摂取前の時点ではApoEノックアウトマウスとBubR1低発現/ApoEノックアウトマウスとの間で総コレステロール、LDLコレステロール、HDLコレステロール、中性脂肪に有意差を認めなかった。また高脂肪食摂取後でも同様に脂質プロファイルの差を認めなかった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
動脈硬化巣評価方法の検討およびBubR1 siRNA評価法の条件設定に時間を要しているため。
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Strategy for Future Research Activity |
動脈硬化巣評価方法の検討およびBubR1 siRNA評価法の条件設定を完了後、動物モデルでの検討を進めていく。
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Research Products
(1 results)