2016 Fiscal Year Research-status Report
不育症に対する新たな治療~骨髄由来血管内皮前駆細胞による血管再生と新規抗血栓薬~
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15K20168
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Research Institution | Osaka Medical College |
Principal Investigator |
藤田 太輔 大阪医科大学, 医学部, 講師 (90411371)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 不育症 / リコモジュリン / ヘパリン / 抗凝固療法 / 死産 / 流産 |
Outline of Annual Research Achievements |
流産率27.5%となる流産モデルマウス(CBA/J×DBA/2)を作製し、妊娠確認後から妊娠マウスに1日1回TM(半減期は20時間)を生理食塩水(生食)に溶解し、15日間皮下投与した。濃度0.1mg/㎏/日とした。TM投与群(TM+)、生食投与群(TM-)、コントロール群(CBA/J×BALB/C)の3群で比較した。投与15日後、解剖し流産率、生存胎仔のサイズおよび体重、胎盤病理所見を検討し、さらに胎盤での血管新生因子の検索をReal-time PCR法で行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
不育症マウスでの実験を遂行し、予想される結果が出ているため
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Strategy for Future Research Activity |
不育症マウスにおけるリコモジュリン投与での流産予防効果のメカニズムの解明を検討していく。
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Research Products
(1 results)