• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2016 Fiscal Year Research-status Report

マイクログリアの新規接着因子Ninjurin1を標的とした糖尿病網膜症の病態解明

Research Project

Project/Area Number 15K20243
Research InstitutionAsahikawa Medical College

Principal Investigator

下内 昭人  旭川医科大学, 大学病院, 客員助教 (60647692)

Project Period (FY) 2015-04-01 – 2018-03-31
KeywordsNinjurin1 / Cre-LoxP
Outline of Annual Research Achievements

本研究は、接着因子であるNinjurin 1に着目し、網膜血管新生で重要な役割をしているマイクログリアにおける特異的Ninjurin 1の役割を解明し、新規治療戦略の基盤を構築することを目的とする。
平成27年度は培養マイクログリアでのNinjurin 1の発現、マウス網膜を用いて正常血管新生及び病的血管新生でのNinjurin 1の発現を確認し、Ninjurin 1が正常血管新生と病的血管新生で、異なる役割を果たしている可能性が示唆された。
平成28年度は、マイクログリア特異的Ninjurin 1ノックアウトマウス作成のため、まずCXCR3-Creマウスの自家繁殖を行った。タイピングにより遺伝子改変を確認しながら安定した自家繁殖が行えている。しかしながら、Ninjurin 1のLox-Pのマウスの供給が追いついておらず、掛け合わせが行えていない状況である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

CXCR3-CreマウスとNinjurin1-LoxPマウスの掛け合わせが上手く出来ていない。
また、研究代表者の仕事環境の変化があり、自分自身の実験に注力できる時間が減ってしまった。
さらには、研究協力者が退職してしまい、得られる予定であった実験協力が得られなくなった。そのため、現状では本実験を進めることができなくなってしまった。

Strategy for Future Research Activity

平成29年度はNinjurin1-LoxPマウスとの掛け合わせを行っていく予定である。そして、正常血管新生と病的血管新生でのミクログリアでのNinjurin1の働きを調べる予定である。そのためには新たな実験協力者を得る必要があり、現在、調整中である。

Causes of Carryover

研究者の研究環境の変化、研究協力者の退職に伴い、予定していた研究を進めることができなかったため。

Expenditure Plan for Carryover Budget

一年間延長申請し、平成28年度に行う予定だった研究を進めていく予定である。

URL: 

Published: 2018-01-16  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi