2015 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
15K20287
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Research Institution | Tokyo Medical University |
Principal Investigator |
片平 晴己 東京医科大学, 医学部, 助教 (50617579)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 角膜炎 / 神経 |
Outline of Annual Research Achievements |
マウス(C57BL/6)の角膜に緑膿菌角膜炎を安定的に生じさせることにより、緑膿菌角膜炎モデルを作成し、角膜神経との関連性について研究を行った。角膜炎を生じさせるため、緑膿菌において最も一般的な菌株であるPseudomonas aeruginosa PAO-1を用いた。本モデルは安定して角膜炎を生じさせることができるため、経時的な角膜神経の観察が可能となった。今回、経時的な角膜神経の観察を実施したが、長期的にはもちろんのこと、角膜炎発症から翌日にはほとんどの角膜神経が消失していることが判明した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
当初の計画通りである。 角膜炎モデルの作成に成功し、経時的な角膜神経の観察という目標が達成された。
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Strategy for Future Research Activity |
今後更なる免疫組織化学的な検索を実施し、更なる神経消失のメカニズムを探っていく予定である。
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Causes of Carryover |
実験の進捗が順調であったため。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
マウスの購入。
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