2015 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
15K20321
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Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
高田 圭以子 慶應義塾大学, 医学部, 助教 (80624460)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 皮膚 / 胎仔 / 再生 |
Outline of Annual Research Achievements |
成獣はオスICR8週令を用いて、背部に長さ1cmの長軸方向に沿った皮膚全層切開創を作成した。さまざまな時間の後に創部を採取した。胎仔はICR妊娠13,14,15日のマウスを用い、全身麻酔下に顕微鏡下で胎仔側胸部に皮膚全層切開創を作成した。創傷作成後、さまざまな時間の後に胎仔を採取した。その後、組織をOCTコンパウンドに包埋し、急速凍結後に7μmの凍結切片を作成し、アセトンで10分間、室温で固定し、免疫染色を行った。1次抗体はWnt1,3A,5Aおよび、Wntのシグナル伝達系であるPhospho-LRP6,Dvl3,Naked1,Naked2,Axin 1を用いた。in situ hybridizationは、Affymetrix社の QuantiGene ViewRNAシステムを用いて、Wnt1,3a,5a,10bなど毛包再生に関係しているものを中心に行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
計画書通りにおおむね順調に研究は遂行されている。
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Strategy for Future Research Activity |
今年度も、計画書通りに研究を遂行してゆく。
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Causes of Carryover |
初年度で使用予定の抗体が、予想よりも使用量が少なかったため。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
次年度の抗体購入に使用する予定である。
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