2017 Fiscal Year Annual Research Report
Development of a scale measuring nurses' sense of profession and elucidation of factors predicting sense of profession factors
Project/Area Number |
15K20659
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
高田 望 東北大学, 医学系研究科, 助手 (60746840)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 看護師の専門職態度 / 看護師の専門職意識 / 尺度開発 / 予測因子 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成29年度は、予備調査で作成した看護師の専門職意識を測定する尺度(看護師の専門職態度尺度と名称を変更した)を確定するため、質問項目を修正後に本調査を実施した。 本調査では、尺度作成に加え、看護師の専門職態度の予測因子を解明するため、SOCや女性性志向等の尺度の測定も同時に実施した。調査対象の選定では、〇県に所在する病院から無作為に選択した65病院に、調査協力の依頼状を送付した。病院ごとの協力人数は、各病院が受け入れ可能な質問紙の部数を回答していただいて決定した。最終的に29病院から協力を得ることができ、2657部の調査票を配布した。回収方法は郵送法とし、1770部を回収した(回収率66.6%)。 尺度作成では、心理尺度作成の手順に準じて、項目分析、探索的因子分析、確証的因子分析を実施した。その結果、予備調査で作成した尺度とほぼ同じ因子構造が再現された。これにより、看護師の専門職態度の構成概念を提示することができた。併存妥当性および予測的妥当性の検証を行い、最終的に38項目8下位概念で構成される看護師の専門職態度尺度を確定した。これにより、本研究課題の目的を達成することができた。本成果については、学会発表準備、論文執筆中である。 予測因子の解明については、看護師の専門職態度を従属変数、そのほかの変数を独立変数として多変量解析を実施した。さらに共分散構造モデルによる詳細な分析を実施中であり、研究課題の目的であった予測因子の解明について成果が得られると見込まれる。
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Research Products
(2 results)