2015 Fiscal Year Research-status Report
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15K20694
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Research Institution | Niigata University |
Principal Investigator |
清水 詩子 新潟大学, 医歯学系, 准教授 (10401762)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 透析看護 / 看護実践能力 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成27年度は、「透析看護の実践能力の概念と構造の明確化」を行うために、10年以上の透析看護の実践経験のある看護師15名程度を対象として半構成的面接を実施予定であった。 実施に向けての対象者の選定にあたり、透析看護の実践能力を保証する対象者の条件として、認定看護師(透析看護、日本看護協会)および透析療法指導看護師(日本腎不全看護学会をはじめとする6学会合同認定)を対象とすることを検討した。これらの資格取得のためには、一定期間の透析看護の実践経験および教育を受けることが既定されていることに加え、講義や研修会への参加、実践事例等の報告を行うことが資格更新の条件であるためである。現在、認定看護師および透析療法指導看護師が在籍する施設に順次、対象者の紹介を依頼しているところである。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
対象者の条件を認定看護師または透析療法指導看護師としたため、対象者への依頼に時間がかかっているため。しかし、データの質の保障に必要な対象の条件と考えるため、公表されている所属施設の情報を手がかりに研究参加の依頼を継続する。
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Strategy for Future Research Activity |
認定看護師および透析療法指導看護師を対象に半構成的面接を実施し、透析看護の実践能力の概念と構造の明確化をすすめる。透析看護の実践能力の概念と構造に基づき、透析看護の実践能力評価尺度の項目を作成し、パイロットスタディの準備をすすめる。
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Causes of Carryover |
初年度は対象者の選定に時間がかかり、予算を執行しなかったため。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
対象者の選定をすすめ、インタビューを実施する。それに伴い、打合せ旅費、データ取集旅費、テープ起こしの費用、書籍等が必要である。
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