2017 Fiscal Year Annual Research Report
終末期がん患者の呼吸困難に対する送風の有効性-ランダム化クロスオーバー比較試験
Project/Area Number |
15K20723
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Research Institution | National Cancer Center Japan |
Principal Investigator |
角甲 純 国立研究開発法人国立がん研究センター, 東病院, 看護師 (90751438)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 呼吸困難 / 看護支援 / がん / 無作為化比較試験 / 緩和ケア |
Outline of Annual Research Achievements |
呼吸困難を体験している進行がん患者に対して、送風の有効性を検証するため、顔への送風群と下肢への送風群を設定し、並行群間単盲検無作為化比較試験を行った。研究のリクルートは2016年9月に開始し、2017年8月に予定症例数である40例の患者に研究実施することができた。 結果、顔への送風群は下肢への送風群と比較して、有意に呼吸困難が低下していた。また、呼吸困難NRSが1点以上低下した割合と、2点以上低下した割合を各群で比較すると、顔への送風群が下肢への送風群と比較して、有意に高い結果であった。なお、研究実施に伴う有害事象は見られなかった。 本研究結果の公表については、2018年5月にワシントンDCで開催予定のONS 43rd Annual Meetingsに演題登録し、Research critique sessionでの発表が決まっている。その他では、国内で開催予定の学会での発表と、英文での論文執筆を進めている。
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Research Products
(2 results)
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[Presentation] Effect of fan therapy for dyspnea in advanced cancer patients- A Randomized, Controlled, Tial2018
Author(s)
Kako J, Morita T, Yamaguchi T, Kobayashi M, Sekimoto A, Kinoshita H, Ogawa A, Zenda S, Uchitomi Y, Inoguchi H, Matsushima E.
Organizer
ONS 43rd Annual Congress
Int'l Joint Research