2016 Fiscal Year Research-status Report
小児救急トリアージにおけるアセスメントツールの開発
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15K20752
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Research Institution | Senri Kinran University |
Principal Investigator |
藤澤 盛樹 千里金蘭大学, 看護学部, 助教 (10642374)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 小児救急看護 / アセスメント / トリアージ / スキル |
Outline of Annual Research Achievements |
小児救急トリアージにおけるアセスメントツールの基盤となる調査用紙の作成に向け、小児救急トリアージを実践している看護師への参加観察およびインタビューの先行調査から得られたトリアージスキルの特徴を基に質問項目を設定した。また小児救急トリアージに精通する認定看護師からの意見を参考に質問項目を精査し、調査用紙を完成させた。この調査用紙を全国の小児救急患者を受け入れている医療機関67施設の看護管理者に宛てて送付し、本調査対象となる小児救急トリアージを実践している看護師に配布がなされ、現在回収段階にある。 先行調査の結果、平成27年度の学術集会にて発表した成果の一部であるトリアージスキルとして抽出された家族看護の特徴に関して論文にまとめた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
調査用紙の質問項目(案)の抽出および研究協力者との会議スケジュールの調整に時間を要し、調査用紙の作成および修正が遅れた。その結果、本調査に関する倫理審査申請も遅延した。
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Strategy for Future Research Activity |
回収した調査用紙からのデータ分析および再テスト法の研究協力者に対する調査用紙(再テスト法)の郵送・回収ならびに分析を行い、継続して研究を進める。
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Causes of Carryover |
研究計画が遅れ、データ入力補助の人件費支出の予定が先送りとなった。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
調査用紙を回収期限の後に、データ入力を依頼し、人件費として支出する。また分析ソフトの購入に充てる。
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