2019 Fiscal Year Research-status Report
地域包括ケアシステム構築を目指すへき地診療所看護職を起点とした協働モデルの開発
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15K20810
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Research Institution | Gifu College of Nursing |
Principal Investigator |
宗宮 真理子 (百武真理子) 岐阜県立看護大学, 看護学部, 助教 (50614301)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | へき地診療所 / 地域包括ケアシステム / 多職種協働モデル |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、住民の健康維持・増進に深くかかわっている診療所看護師を起点とした、へき地における地域包括ケアシステム構築を目指す住民主体の多職種協働モデルの開発を目的としている。 平成28年度に行った、3つの地域の診療所看護師、地域包括支援センター・保健センターの保健師、および地域住民を対象としたインタビュー調査の結果を整理した。そして地区診断と共に地域の現状や課題を踏まえた看護ケアおよび多職種による協働について分析を行っている。例えば、山間部に所在するA診療所では、公民館で住民を対象とした健康相談を行い地域住民の状況を把握し、必要時には民生委員や行政にはたらきかけている現状があった。その現状から、地域住民の状況を把握する機会をつくる、具体的な状況からかかわりが必要な職種を選定する、かかわりが必要と捉えた職種に連絡する、などの看護ケアが考えられた。 平成30年度から令和元年度まで都合により本研究を一時中断していたが、令和元年10月より再開している。再開後は、これまでの分析・整理した内容の確認とまだ分析できていないデータについて分析を開始している。分析を終えた地域については、その地域における地域包括ケアシステム構築を目指す住民主体の多職種協働モデル案を作成し、その地域に所在する診療所の看護師と多職種協働モデル案を検討する予定であった。しかし、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、対面による検討会は見送っている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
研究の中断をしていたため。
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Strategy for Future Research Activity |
スーパーバイザーからの助言を得ながらさらに分析を進めていく。 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、対面での検討会を中止しているが、オンラインでの検討会開催も検討する。
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Causes of Carryover |
研究中断のため、分析が遅れており必要物品等の購入が行えていない状況にある。 また、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、検討会の開催を見送ったため、旅費など使用することができなかった。
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