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2015 Fiscal Year Research-status Report

出生コホート調査における親子のスキンシップ頻度の実態および、その関連要因の解明

Research Project

Project/Area Number 15K20844
Research InstitutionAsahikawa Medical College

Principal Investigator

川西 康之  旭川医科大学, 医学部, 助教 (30624027)

Project Period (FY) 2015-04-01 – 2018-03-31
Keywordsコホート研究 / スキンシップ / 愛着形成
Outline of Annual Research Achievements

本研究は平成27年度については、若干の変更点が生じたものの適切に修正を行い、おおむね当初の計画に沿って順調に経過している。
具体的には、スキンシップ頻度に関する調査を平成28年1月27日より開始しており、平成28年4月30日時点までに、2442通の質問票を送付し、1661通の回答を得ている(回答率68.0%)。
主な変更点として、3歳時点におけるデータ収集を計画していたが、倫理審査の承認がやや遅れたために、調査対象者の年齢がより均一化されることを目的として、3歳半の時点におけるスキンシップ頻度のデータを収集することへと修正を行った。
調査そのものは、データ収集開始後軌道に乗っており、順調に進行している。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

調査は若干の変更が生じたものの、適切に修正を行い、その後おおむね順調に進展している。調査は、平成28年1月27日より開始され、平成28年4月30日時点までに、2442通の質問票を送付し、1661通の回答を得ている(回答率68.0%)。
なお、調査実施時期をエコチル調査参加者が3歳時から3歳6ヵ月時に変更した背景として、倫理審査の承認に関する経緯について説明する。
本研究の倫理審査について、旭川医科大学の倫理審査は平成27年1月27日に、また日本赤十字北海道看護大学の倫理審査は平成27年2月26日にそれぞれ承認されていたものの、北海道大学での倫理審査が平成27年11月30日に承認された(申請書は、平成26年12月12日に提出されていたが、倫理委員会が一年に一度しか開催されないため)。これを受け、調査開始が平成28年1月27日となった。また、調査対象者の年齢について、北海道大学の倫理審査承認が得られた時期に、既に3歳を迎えていた参加者が、北海道エコチル調査参加者約8000名の内3000名近くに達していたことを踏まえ、スキンシップ頻度調査時の対象者年齢の均一化を図ることを目的として、調査実施を3歳時から、3歳6ヵ月時に行うことに変更した。
また本研究の解析については、データ収集の開始が遅れたことが影響し、スキンシップ頻度の実態および母体要因に関する解析が実施できていないものの、平成28年度には実施できる見込みとなっている。

Strategy for Future Research Activity

平成28年度も、引き続き対象者が3歳6か月時点でのスキンシップ頻度に関する調査を継続する。また平成28年度中にエコチル調査の出産時全固定データが開示されることと合わせ、28年度はスキンシップ頻度に影響を与える母体要因について解析を行う。

Causes of Carryover

研究費の使用は、おおむね計画通りである。研究対象者の年齢を3歳時から3歳6ヵ月時に変更した影響で、約千数百名分の発送、返送費用が、翌年度以降に変更となった影響と考えられる。

Expenditure Plan for Carryover Budget

使用計画としては、約千数百名分の発送・返送費用の繰り越しがあるが、調査時期を変更したためであり、調査対象者の最終人数に変更はないため、最終的にはおおむね使用計画通り使用されると考えられる。

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Published: 2017-01-06  

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