2016 Fiscal Year Research-status Report
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15K21476
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| Research Institution | Seirei Christopher University |
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Principal Investigator |
吉本 好延 聖隷クリストファー大学, リハビリテーション学部, 准教授 (60627371)
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| Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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| Keywords | 脳卒中 / 転倒 / 予測 / 地域 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
平成28年度は，回復期病院入院中の脳卒中患者を対象に，転倒に関連する退院時の身体・精神機能および能力の測定と，在宅での転倒状況の調査が行われた。対象者の選定方法は，担当医が取り込み基準に準じて候補者を選定し，対象者に研究協力者を紹介して良いかどうかの確認をした。取り込み基準は，脳卒中発症前に歩行が可能であった患者， Mini-Mental State Examination が24点以上，歩行障害に明らかに関連する脳卒中以外の神経筋疾患や筋骨格系疾患を有していない患者，自宅復帰予定の患者であった．除外基準は，入院期間が1ヶ月以内の患者，インフォームでコンセントが得られなかった患者，自宅復帰しなかった患者，死亡や住所変更などにより1年間の追跡調査が困難であった患者とした。転倒に関連する退院時の身体・精神機能および能力は，両側の下肢荷重率，Sit to Stand Test，両側の片脚立位時間，Four Square Step Test，Timed Up and Go Test（単一課題），Timed Up and Go Test（認知課題：100-1），Falls Efficacy Scale，Berg Balance Scaleの計8項目であった。在宅での転倒状況は，退院時に転倒した日をカレンダーや日記帳などに記載するように研究協力者が指導を行い，研究協力者が退院後3ヶ月に一度，電話にて追跡調査を行った。
現在までに，統計解析に必要な症例数は確保できていないが，研究対象4施設で継続的に測定をすすめている。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
調査対象施設は4施設であり，施設間で研究の進捗状況に若干の相違はあるが，全ての施設で継続的に測定が実施されている．
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| Strategy for Future Research Activity |
本研究のデザインは前向きコホート研究であり，今年の10月をベースラインデータの最終月に設定しているため，10月までに多くの症例数を確保できるよう，研究チームとミーティングを繰り返し行っている．
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| Causes of Carryover |
本研究は他施設共同研究であり，会議や物品の移動など研究に必要な経費を旅費として予定していたが，会議はWEB会議を中心に行ったため，経費の削減につながった。
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| Expenditure Plan for Carryover Budget |
次年度は最終年度になるため，本研究をまとめて学会発表および海外雑誌への投稿を行う予定である。次年度の費用は，最終測定に必要な物品と結果公表のための費用に用いる予定である。また，データ入力・整理のためのアルバイト代としても使用する予定である。
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Research Products
(2 results)
