2016 Fiscal Year Research-status Report
長期連続運転可能で極めて高い周波数安定度を有する原子泉の開発
Project/Area Number |
15K21669
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Research Institution | National Institute of Advanced Industrial Science and Technology |
Principal Investigator |
高見澤 昭文 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 計量標準総合センター研究戦略部, 総括主幹 (50462833)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 原子泉一次周波数標準器 |
Outline of Annual Research Achievements |
管理運営関連の部署に異動していたため、研究実績はない。今年度に1年間の期間延長申請を行い、平成30年度まで研究期間を延ばしていただく予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
昨年度4月から1年間、管理運営関連の部署への予期しない異動があったため、研究進捗は1年間ほど遅れている。それを除けば、概ね順調に進んでいる。
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Strategy for Future Research Activity |
今年度4月からは研究現場に復帰したため、研究計画を1年後ろ倒しにした形で研究を進めていく。それとともに、1年間の期間延長申請を行い、研究期間を平成30年度まで延ばす予定である。レーザ光源に関しては、ほぼ長期運用に耐えうるものができており、原子泉に実装しているところである。冷却原子ビームの形成についてはこれから注力していく予定である。
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Causes of Carryover |
平成27年度に、外部共振器半導体レーザの進捗が良かったため、研究費が多くかかる冷却原子ビーム形成実験よりも外部共振器半導体レーザの研究の方に注力した。また、平成28年度には、管理運営関連の部署に異動したため、研究費を使用しなかった。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
期間延長申請をして1年間研究期間を延長し、平成30年度までの2年間に研究費を使用していく予定である。また、これからは冷却原子ビーム形成実験に取り掛かるため、研究費の使用は増えていく予定である。
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