2016 Fiscal Year Research-status Report
ジオソーシャルデータに最適化された分析アルゴリズムと実行プラットフォームの研究(国際共同研究強化)
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15KK0006
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Research Institution | Shizuoka University |
Principal Investigator |
横山 昌平 静岡大学, 情報学部, 准教授 (20443236)
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Project Period (FY) |
2016 – 2017
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Keywords | ソーシャルデータ |
Outline of Annual Research Achievements |
平成28年10月より、本助成により、一年間の在外研究を開始した。現在、Universite de Pau Pays et de l'Adourに滞在し、大規模なソーシャルデータから、ユーザのプロフィールや場所の性質を考慮した、イベント検知技術に関して研究を進めている。 具体的には、Flickrのジオタグ付き写真から、任意の場所の性質(観光地か商業地か、観光地だとして、どのようなランドマークがあるのか)を自動的に抽出可視化するためのアルゴリズムを研究している。またそれに加えて、受け入れ先研究室の学生と共同で、スマートビルディングの実現を目指した、ユーザ行動の分析とイベント発見技術を研究している。このように、本助成により、ソーシャルデータ分析における国際的な研究ネットワークを形成しつつある。今後はそれら研究を進めると共に、国際共同研究の成果を学術論文誌・国際会議等で発表する計画である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
平成28年10月より本研究費の助成による在外研究を開始した。滞在先大学や周辺大学を含めた、新たなプロジェクトを開始する等、本基金の目的に沿った研究の発展が達成されつつあり、おおむね順調に進展しているといえる。
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Strategy for Future Research Activity |
平成29年9月の帰国後も継続する研究協力体制の強化に努める。現在、フランス・EUによる医薬データに関連した研究プロジェクトに参画しており、、研究代表者の研究シーズであるソーシャルデータ分析技術の当該プロジェクトへの適用を検討している。本研究によって達成される。
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Research Products
(5 results)