2015 Fiscal Year Research-status Report
有機修飾無機層間化合物による非イオン性有機化合物の選択的認識・捕捉機能の開拓(国際共同研究強化)
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15KK0021
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
亀田 知人 東北大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (60333895)
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Project Period (FY) |
2015 – 2017
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Keywords | 層状複水酸化物 / 芳香族アニオン修飾 / 非イオン性芳香族化合物 / 選択的認識機能 / 選択的捕捉機能 |
Outline of Annual Research Achievements |
渡航した際にスムーズに研究が始められるように、国内で関連分野に関する文献調査を行っている。また、適宜、メール等でディスカッションを行っている。また、オーストラリアで研究をする場合、subclass402というビザが必要なため、メルボルン大学からのFormal Invitation Letterの発行を待っている。また、そのFormal Invitation Letterの発行のために情報交換を行うため、メルボルン大学と適宜メールのやりとりを行っている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
研究ビザ(サブクラス402ビザ)取得のための進捗状況は、以下の通りである。①メルボルン博物館のStuart J Mills博士へ、メルボルン博物館が私の受け入れ機関になれるか確認してもらう。②メルボルン博物館が私の受け入れ機関になれないことが判明し、オーストラリア移民局の規則により、受け入れ機関になれない機関では、私が研究できないことが明らかになった。③メルボルン大学は受け入れ機関になれるため、メルボルン大学のBrendan Abrahams教授に、ビザの取得に必要なFormal Invitation Letterの発行を依頼したが、諸事情により、Formal Invitation Letterは発行できないと回答があった。④メルボルン大学のRachel Caruso教授に、Formal Invitation Letterの発行を依頼し、発行できるとの回答があった。⑤Formal Invitation Letterの発行には時間を要するため、平成27年度末現在、発行を待っている段階である。従って、メルボルン大学を研究機関として、Rachel Caruso教授と共に、共同研究を行うことになった。以上、順調に準備を進めている。
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Strategy for Future Research Activity |
2016年5月頃に渡航し、Rachel Caruso教授と面談する。Rachel Carusoグループのセミナーにおいて、私のこれまでの研究成果を報告することになった。そのセミナーのあと、研究計画について詳細にディスカッションすることになった。現在、Rachel Caruso教授の執筆した論文を読み、私の研究フィールドが広がるかどうか、検討中である。
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