2016 Fiscal Year Research-status Report
冷戦期トランスパシフィック・アメリカ文学研究―制度形成と美的形態の動態的交渉(国際共同研究強化)
Project/Area Number |
15KK0042
|
Research Institution | Hitotsubashi University |
Principal Investigator |
井上 間従文 一橋大学, 大学院言語社会研究科, 准教授 (50511630)
|
Project Period (FY) |
2016 – 2018
|
Keywords | 映像・映画研究 / 美学理論 / 沖縄 / 東アジア / 生政治 / アメリカ研究 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は来年度(2017年)からのカリフォルニア大学バークレー校での研究実施のための準備作業を行った。主に共同研究を予定している米国の研究者たちと、カリフォルニア大学バークレー校、南カリフォルニア大学、コネチカット大学ストアーズ校、サンフランシスコ州立大学、ノーザン・アリゾナ大学、ニューヨーク市立大学などにて打合せを行った。(また本課題の基課題(「冷戦期トランスパシフィック・アメリカ文学研究―制度形成と美的形態の動態的交渉」)に起因する研究実績についてはそちらの報告書を参照のこと。)
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
現在のところ来年度(2017年)8月から開始予定の海外大学(UCバークレー)での研究計画の準備、打合せ、事前調査などを行っている段階であり、それぞれおおむね順調に進展している。
|
Strategy for Future Research Activity |
H29-30両年度をまたいでUCバークレーでの研究を行う予定である。その際にはアメリカ合衆国と東アジア(特に沖縄、日本)との地政学的交渉関係における映画、映像、写真、絵画等の視覚的作品が提示する政治・倫理的意義に関する国際的研究ネットワークの形成に務める。すでに今年度にその準備のための打合せ等を行っているため、それらを基にしたシンポジウム、研究会の実施等を計画している。
|