2016 Fiscal Year Research-status Report
キリシタン時代におけるルネサンス人文主義の影響についての実証的・基礎的研究(国際共同研究強化)
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15KK0054
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Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
折井 善果 慶應義塾大学, 法学部(日吉), 准教授 (80453869)
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Project Period (FY) |
2016 – 2018
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Keywords | キリシタン / 東西交渉史 / 思想史 / グローバル・ルネサンス / イエズス会 / スペイン文学 / インテレクチュアル・ヒストリー / キリスト教史 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究課題遂行のための渡航は、平成29年度から開始する。そのため、本年度(平成28年度)は、渡航のための代替教員の打診、滞在先の生活環境に関する情報収集といった、副次的な作業をおこなうに留めた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
渡航予定は平成29年度末であり、本平成28年度のエフォートは0パーセントと申請しているため。
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Strategy for Future Research Activity |
本研究は日本とスペインの共同研究であるが、二国間交流史、あるいは二言語間の閉鎖的学術交流を意味するものでは勿論ない。本研究課題に先行する、同名の若手研究(B)(平成25年度~28年度、中断期間含む)においては、昨今「グローバル・ルネサンス」という概念が国際的議論のなかで多く登場するようになっていることを実感した。本課題の研究意義を一層明確に打ち出すべく、このような国際的議論の場で積極的に研究発表を行うチーム作りの創生が、今後の推進方策として挙げられる。
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