2017 Fiscal Year Research-status Report
化学量不均衡を避けるメカニズムの解明(国際共同研究強化)
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15KK0258
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Research Institution | Okayama University |
Principal Investigator |
守屋 央朗 岡山大学, 異分野融合先端研究コア, 准教授 (60500808)
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Project Period (FY) |
2016 – 2018
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Keywords | 過剰発現 / 酵母 |
Outline of Annual Research Achievements |
2017年9月、ドイツ・ハイデルベルク大学のMachael Knop教授の研究室に滞在し、在外研究を行った。具体的には、出芽酵母において、gTOWプラスミドコレクションの混合・競合培養による環境依存的な遺伝子過剰発現の影響を体系的に取得する新しい実験系の構築についての議論を深めた。この実験については、2018年2月から4月の3ヶ月間大学院生を派遣し、実施した。取得した実験データは現在解析中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
本年度は、研究のさらなる発展のため当初の計画(トロント大学での在外研究)に加え、あらたにハイデルベルク大学での在外研究を行った。これにより、当初の計画になかった新たな実験手法を導入することが出来た。
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Strategy for Future Research Activity |
この二年間の在外研究で得られたデータを解析し、これらをまとめて論文発表をおこなう。このため、2018年度はカナダ・トロント大学に再び2ヶ月滞在する予定である。
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