2016 Fiscal Year Research-status Report
ナノテクアクチュエータを応用した小児用循環補助システム開発プラットフォーム創生(国際共同研究強化)
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15KK0294
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
白石 泰之 東北大学, 加齢医学研究所, 准教授 (00329137)
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Project Period (FY) |
2016 – 2018
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Keywords | 重症心不全 / 先天性心疾患 / モデリング数値解析 / Fontan補助循環 / 心臓代用弁 |
Outline of Annual Research Achievements |
(1)豪Macquarie University: 当該年度は渡航しておらず、渡航に向けた準備として渡航受入予定研究者と合同で研究会開催等相互交流を進めた。また、心臓血管系の相互作用解析研究の課題を選択し、既存システムからのデータと継続性を持つ数値解析の準備を進め、具体的な研究目的に則った研究課題の計画立案を行った。 (2)英The University of Sheffield: 当該年度は渡航しておらず、渡航に向けた準備として渡航受入予定研究者と研究課題に関する国際レギュレーションに関する動向について情報共有を行った。あわせて、研究課題の遂行計画についてメールで情報共有を行い、具体的な実施計画の検討を進めた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
(1)豪Macquarie University: 9月からの渡航に向けて、渡航先研究者と研究会開催等を経て共同研究実施に向けた情報共有を進めており、具体的な研究計画の立案を含めて想定どおりの準備状況にある。 (2)英The Universtiy of Sheffield: 1月からの渡航に向けて、渡航先研究者と研究課題の詳細について情報共有を進めており、具体的な研究計画の立案を含めて想定どおりの準備状況にある。
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Strategy for Future Research Activity |
(1)豪Macquarie University: 受入研究先と準備段階より情報共有を進め、9月渡航後から速やかに実験解析に着手すべく、現地の実験解析系およびデータ共有を進めており、渡航前に集積した血行動態データおよび血管形態情報に基づく大動脈血管系の数値解析を進める。さらに、血管脈波の応答性解析にも着手し、生理学的実験的指標とあわせて共同研究により数理学的解析に挑戦する。 (2)英The University of Sheffield: 受入研究先と準備段階より情報共有を進め、1月渡航後から速やかに実験解析に着手すべく、国内での実験データ集積を進め、これらに基づく小児用血管・肺動脈弁の試験システムの構築を開始する。渡航後には、渡航先施設の有する独自評価系でのデータ収集を速やかに開始し、現有の国内評価システムとの整合性と数値解析の実施もあわせて遂行する。
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Research Products
(1 results)