2018 Fiscal Year Annual Research Report
Vaccines against periodontitis using DNA ORIGAMI and imidazoquinolines(Fostering Joint International Research)
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15KK0338
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| Research Institution | Niigata University |
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Principal Investigator |
多部田 康一 新潟大学, 医歯学系, 教授 (20401763)
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| Project Period (FY) |
2016 – 2018
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| Keywords | 歯周治療学 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
本研究課題は、基盤研究B（高付加価値型歯周炎ワクチン―DNAオリガミとイミダゾキノリンによるIgA誘導―；H27-29）を基課題とした発展課題である。唾液への分泌型IgA分泌またはその産生におけるメカニズムを検討するために， ENUマウスミュータジェネシスを応用することとした。ENUマウスミュータジェネシスの特徴は，既知の情報によらず，フェノタイプ（形質，疾患）と関連する遺伝子を同定することが可能なことである。本課題においては，ENU投与によりランダムに遺伝子変異の導入されたマウス群において，唾液・血清中IgA産生のHigh responder及びLow responderを形質にもつ変異個体を検出し，変異遺伝子（責任遺伝子）の同定を行うことにより，新規の分泌型IgA産生関連遺伝子を検索することとした。これを糸口として，IgA産生と分泌に関連する新たな知見を得るとともに，創薬ターゲットの発見を目指した。
H30年度計画は，本研究期間は当初の研究計画を１年延長したものであり，H28-H29の研究成果である，唾液中SIgAに関して高産生フェノタイプをもつ変異体（Yummy）を研究試料として凍結精子を作成し，日本への輸送をおこなうことを主目的とした。並行して共同研究施設においての産仔の交配を実施し，採取したサンプルデータをもとにフェノタイプの確認作業，遺伝子機能についてのコンピュータ解析，機能予測を行った。今後は本遺伝子機能の解析を日本国内で実施し，唾液中の分泌型IgA産生を効果的に誘導することにより，感染症予防や歯周病医薬およびワクチンの開発することを目指した検討を行う。
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Research Products
(1 results)
