2017 Fiscal Year Research-status Report
実在・仮想データを用いた議論の論理に基づく紛争分析支援
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15KT0041
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Research Institution | The University of Electro-Communications |
Principal Investigator |
木藤 浩之 電気通信大学, 情報学専攻, 客員研究員 (90705287)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高井 利憲 奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 客員准教授 (10425738)
阿部 明典 千葉大学, 大学院人文科学研究院, 教授 (40221725) [Withdrawn]
久代 紀之 九州工業大学, 大学院情報工学研究院, 教授 (50630886) [Withdrawn]
新田 克己 東京工業大学, 情報理工学院, 教授 (60293073) [Withdrawn]
中村 潤 金沢工業大学, 工学研究科, 客員教授 (80532994) [Withdrawn]
岡本 圭史 仙台高等専門学校, 総合工学科, 准教授 (00308214)
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Project Period (FY) |
2015-07-10 – 2019-03-31
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Keywords | 知能情報学 / 論理 / 機械学習 / 紛争研究 |
Outline of Annual Research Achievements |
昨年度は,本研究の代表者の筆頭責任著者論文が人工知能の領域における最難関の国際会議の一つであるIJCAI 2017 (The 26th International Joint Conference on Artificial Intelligence),知識科学に関する国際会議KSEM 2017 (The 10th International Conference on Knowledge Science, Engineering and Management),およびマルチエージェントに関する国際会議PRIMA 2017 (The 20th International Conference on Principles and Practice of Multi-Agent Systems)に採択された.今年度の1つ目の主要な成果は,海外で開催されたこれらの会議で研究成果を世界的に発信したこと,そして会議出席者の多くから高い評価を得たこと,また今後の発展につながる有益な情報を得たことである.主要な国際会議での発表は研究の内容及び成果を正しく,迅速に,広く周知し,後続する研究を生むために欠かせない活動である.第二に,紛争研究に必要な基礎理論をさらに発展させて実用的なものにするための学術的知識と実装技術を獲得したことである.これにより現状の基礎理論の利点と欠点が明らかになり,それを克服するための数理モデル上,アルゴリズム上,プログラム上のより明確な拡張や改良の着想,知識,技術を得ることができた.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
今年度は3件の国際会議での発表にかかる準備に時間を要した.また,紛争研究に関する基礎理論を発展させて実用的なものにするための文献調査やデモシステムの構築に想定よりも多くの時間を要した.そのため,本研究に関係する主要な研究拠点を訪問し,意見交換を実施するという計画を実行することができなかった.
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Strategy for Future Research Activity |
今年度の成果により,現状の基礎理論の数理モデル上,アルゴリズム上,プログラム上のより明確な拡張や改良の着想,知識,技術を得ることができた.来年度はこの成果をもって海外の主要な研究拠点を訪問し,意見交換を実施する予定である.また双方の研究を融合できる見込みが立てば論文を共同執筆する計画である.
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Causes of Carryover |
今年度は3件の国際会議での発表にかかる準備に時間を要した.また,紛争研究に関する基礎理論を発展させて実用的なものにするための文献調査やデモシステムの構築に想定よりも多くの時間を要した.そのため,本研究に関係する主要な研究拠点へ訪問し,意見交換を行う計画を実行することができなかった.来年度はこの成果をもって海外の主要な研究拠点へ訪問し,意見交換を実施する予定である.また双方の研究を融合できる見込みが立てば論文を共同執筆する計画である.
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Research Products
(3 results)