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2019 Fiscal Year Annual Research Report

The proliferation of private certification programs concerning food production

Research Project

Project/Area Number 15KT0118
Research InstitutionNagoya University

Principal Investigator

内記 香子  名古屋大学, 環境学研究科, 教授 (90313064)

Project Period (FY) 2015-07-10 – 2020-03-31
Keywords認証制度 / プライベート・レジーム / 持続可能性 / 漁業認証
Outline of Annual Research Achievements

本年度は、昨年度から1年間期間を延長して研究をおこなったが、残っていたインタビュー調査を完了することができた。
まず、2012年のロンドンオリンピックにおける食の持続可能性の担当者にインタビューすることができた。持続可能性に関する政策を決定することよりも、実際にそれを実施する段階の問題が大きかったことが分かった。具体的には、料理を提供するケータリング会社の実行能力が重要であることが明らかになった。
そしてISEALの中でもアジアにおける認証制度の普及に関わっている担当者にインタビューすることができた。特に中国に関して話を聞くことができたが、中国政府の政策と、欧州アクターの関わりという点から中国における持続可能性をめぐるダイナミズムを明らかにする必要性を実感した。
本年度は、残された研究費も少額であったのでこのインタビューを行ったところで研究は終了となったが、次の研究につなげていきたい。具体的には、ロンドンオリンピックの経験が、どのような示唆を東京オリンピックに与えるのか、両者の決定・実施プロセスの比較研究が可能であろう。また本研究では、水産物に注目した分析を行ってきたが、水産物という分野とパラレルで他の分野にどのような波及効果があるかについても検討していきたい。とりわけ、認証制度のインパクトの測り方が問われており、持続可能性に関わる施策をとったことで実際にどのような経済的・環境上のインパクトがあったのかについても調査する必要があることが今後の課題として分かった。

  • Research Products

    (1 results)

All 2019

All Journal Article (1 results)

  • [Journal Article] グローバル経済秩序と持続可能な開発目標2019

    • Author(s)
      内記香子、三浦聡
    • Journal Title

      法律時報

      Volume: 91(10) Pages: 46-51

URL: 

Published: 2021-01-27  

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