2004 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
16016209
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
岡本 栄司 筑波大学, 大学院・システム情報工学研究科, 教授 (60242567)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
繆 瑩 筑波大学, 大学院・システム情報工学研究科, 講師 (10302382)
岡本 健 筑波大学, 大学院・システム情報工学研究科, 講師 (00349797)
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Keywords | PKI / 脆弱性 / 鍵 / 楕円曲線 / Pairing |
Research Abstract |
ハザードに強いPKIを実現するため、次のような項目を研究した。 (1)PKIの脆弱性の調査 災害やテロなどのハザード時における脆弱性を明らかにした。 (2)自動鍵更新方式の提案 定期的に鍵を変更して、ある鍵が解読されてもその影響はその期間だけにとどまる方式とする。楕円曲線におけるPairing等を利用することを念頭に、従来のForward Security方式を改良した。 (3)管理機能分散方式の提案 分散化によりセキュリティの安全性を高める仕組みを提案した。これにより、分散処理端末は、他の端末の秘密に関する情報や処理を知ることができず、かつごまかしもできないようになった。 (4)統合化システムの検討 上記の方式を統合化したシステムを検討した。これにより今後トータルとしてハザードに強いPKIを実現できる。
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