2004 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
16068101
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Research Institution | Kyoto Prefectural University of Medicine |
Principal Investigator |
木村 實 京都府立医科大学, 医学研究科, 教授 (40118451)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小松 英彦 生理科学研究所, 生体情報研究系, 教授 (00153669)
田中 啓治 独立行政法人理化学研究所, 認知脳科学研究グループ, 領域ディレクター (00221391)
福島 菊郎 北海道大学, 大学院医学研究科, 教授 (70091486)
川人 光男 株式会社国際電気通信基礎技術研究所, 脳情報研究所, 所長 (10144445)
泰羅 雅登 日本大学, 総合科学研究所, 教授 (50179397)
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Keywords | 高次脳機能 / 情報認知 / 行動と運動 / 情動 / 大脳 / 思考・推論 / 言語 / コミュニケーション |
Research Abstract |
平成17年度から実質的にスタートする研究班活動の方針を検討・立案し、国内で個別的に行われている高水準の研究を網羅的に体系化し、重要で緊急度の高い研究を重点的、継続的に支援するためのシステムづくりを行った。具体的には以下の4つの活動である。1.シンポジウム「統合的脳研究への新展開-新特定領域研究の発足にあたって-」の開催。研究班活動のスタートを計画研究代表者のみならず、脳研究に関心を持つ広い分野の研究者を対象とした情報発信活動のために、「統合脳」5領域主催で、平成16年10月2日に東京で開催した。2.計画班会議の開催17名の計画研究代表者全員が平成l6年10月3日、東京に集合し、17年度から行う各自の研究のねらいと計画・展望を発表し、討論した。3.「脳の高次機能システム」領域班と高次脳機能の研究者グループ「脳と心のメカニズム」による合同計画委員会の開催。17年度からの夏、冬のワークショップ活動について方針の策定と、プログラムについて検討した(平成17年1月12日、於北海道)。「脳と心のメカニズム」グループはすでに15年以上の伝統をもって日本の高次脳機能研究グループの研究者が夏、冬にワークショップ活動を推進してきた。「脳の高次機能システム」班の計画班員が「脳と心のメカニズム」グループに属しているので、17年度以降も協調していくことを確認した。4.総括班会議の開催。7名の総括班メンバーが集合し、17年、18年に行うワークショップ活動について方針の策定・確認と、プログラム案を作成した(平成17年3月1日、於京都)。また、17年度からの研究班活動において、班員の研究評価の仕方、異なる研究分野との連携などについて方針を検討した。
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Research Products
(1 results)