2006 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
16070101
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
三品 昌美 東京大学, 大学院医学系研究科, 教授 (80144351)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
桝 正幸 筑波大学, 大学院人間総合科学研究科, 教授 (20243032)
山森 哲雄 自然科学研究機構, 基礎生物学研究所, 教授 (80260206)
野田 亮 京都大学, 大学院医学研究科, 教授 (30146708)
能瀬 聡直 東京大学, 大学院理学系研究, 助教授 (30260037)
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Keywords | 分子脳科学 / 統合脳科学 / プロテオミックス / コンディショナルノックアウトマウス / C57BL / 6由来ES細胞 / バッテリー行動テスト |
Research Abstract |
班会議を統合脳5領域合同で平成18年8月21日〜25日(札幌、北海道厚生年金会館)および平成18年12月17日〜19日(東京、学術総合センター)に実施し、班員が各自の研究成果を発表すると同時に分子脳科学領域内に留まらず広く統合脳5領域の班員と研究成果を共有し討議する場とすることにより、統合的脳研究を推進した。班会議の機会に、統合脳5領域の班員が参加するワークショップおよび公開シンポジウムを開催した。 第8回総括班会議(平成18年4月7日)、第9回総括班会議(平成18年8月24日)、第3回計画班会議(平成18年8月24日)、第10回総括班会議(平成18年12月17日)、第11回総括班会議(平成18年12月18日)および第4回計画班会議(平成18年12月19日)を開催し、分子脳科学領域の推進、班会議の運営、領域の評価、ノックアウトマウス支援、プロテオミクス支援、分子脳科学領域の広報、ワークショップ準備などについて検討した。具体的には、分子脳科学から統合脳科学への発展を実効的に裏打ちする方策として、「脳科学におけるプロテオミックス手法の開発と普及」、「C57BL/6由来ES細胞を用いたコンディショナルノックアウトマウス作成支援」および「大規模データ解析による遺伝子改変マウスの行動テストバッテリーの標準化・効率化」を取り上げ、統合脳支援班の協力により昨年に引き続き実行に移した。また、タンパク3000(中川敦史大阪大学蛋白研教授)との共同研究会(公開:2007年1月13-14日自然科学研究機構岡崎カンフェレンスセンター、非公開:2006年5月26、27日大阪大学蛋白研究所)を開催し、構造生物学とプロテオミクス、脳科学の相互理解とプロテオミクス技術の脳科学者への普及を図った。さらに、分子脳科学の活動を広く周知するために、パンフレットを作成し、配布した。
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Research Products
(7 results)
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[Journal Article] Mouse liaison for integrative brain research.2007
Author(s)
Aiba A, Inokuchi K, Ishida Y, Itohara S, Kobayashi K, Masu M, Mishina M, Miyakawa T, Mori H, Nakao K, Obata Y, Sakimura K, Shiroishi T, Wada K, Yagi Y
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Journal Title
Neurosci. Res. 58(in press)
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[Journal Article] Sept4, a Component of Presynaptic Scaffold and Lewy Bodies, Is Required for the Suppression of alpha-Synuclein Neurotoxicity.2007
Author(s)
Ihara M, Yamasaki N, Hagiwara A, Tanigaki A, Kitano A, Hikawa R, Tomimoto H, Noda M, Takanashi M, Mori H, Hattori N, Miyakawa T, Kinoshita M
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Journal Title
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