2006 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
16073101
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
福山 透 東京大学, 大学院薬学系研究科, 教授 (10272486)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小林 資正 大阪大学, 大学院薬学研究科, 教授 (40116033)
佐々木 誠 東北大学, 大学院生命科学研究科, 教授 (80235267)
谷野 圭持 北海道大学, 大学院理学研究院, 教授 (40217146)
管 敏幸 静岡県立大学, 薬学部, 教授 (10221904)
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Keywords | 生体機能分子 / 天然物 / 生理活性物質 / 全合成 / 単離 / 構造決定 |
Research Abstract |
本特定領域研究では、学術的かつ社会的に価値ある優れた生体機能分子の探索、それらを自在に合成する独創的合成設計の確立と革新的合成反応の開発、さらに高機能化した分子プローブを用いた分子レベルでの生命現象の解明を総合的に推進することを目的としている。このように総合的な研究課題である本特定領域研究「生体機能分子の創製」を強力かつ円滑に推進するためには、各研究項目の計画研究班員と公募班員の間での緊密な共同研究体制を構築することが重要である。本年度、本総括班では23名の計画研究と85名の公募研究の採択を行い、研究題目と研究概要を含めた班員名簿の作成を行った。これまで公開しているホームページに、班員専用ではあるが掲示板を作成し、班員相互間の情報交換を密に行える環境を整備した。さらに、6月には仙台国際センターで、また12月には東京大学弥生講堂にて、第2回および第3回公開シンポジウムを開催し、口頭発表を主とした研究成果報告を行った。また、第3回公開シンポジウムでは、口頭発表に加えて計画および公募班員全員によるポスター発表を行った。それぞれ200名近い研究者が参加し、活発な議論が行われた。さらに第3回公開シンポジウムの終了後、評価者会議を開催し、本特定領域の現状および今後について議論を行った。評価者からはより広くシンポジウムを周知すべき等、数多くの意見が出された。今後の領域運営に活用していく予定である。
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Research Products
(8 results)