2006 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
16075101
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Research Institution | Japan Agency for Marine-Earth Science and Technology |
Principal Investigator |
深尾 良夫 独立行政法人海洋研究開発機構, 地球内部変動研究センター, センター長 (10022708)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
笠原 稔 北海道大学, 大学院・理学研究科, 教授 (40001846)
末次 大輔 独立行政法人海洋研究開発機構, 地球内部変動研究センター, グループリーダー (20359178)
金澤 敏彦 東京大学, 地震研究所, 教授 (30114698)
歌田 久司 東京大学, 地震研究所, 教授 (70134632)
入舩 徹男 愛媛大学, 地球深部ダイナミクス研究センター, 教授 (80193704)
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Keywords | 地球深部スラプ / 地球物理長期観測 / 高温高圧実験 / 計算機シミュレーション / 水 / マントル遷移層 / 地球進化 / マントル対流 |
Research Abstract |
本年度は、以下の研究を実施した。 1.5月の地球惑星科学連合大会において、国際セッション「地球深部スラブ」を主催した。9名の外国(米5、仏2、伊1、露1)からの招待講演を含む合計60の講演が、1日半の口頭発表とポスターセッションで発表された。地中海下〜南ヨーロッパの下に存在するスタグナントスラブと西太平洋沈み込み帯のものとの比較研究など、これまであまり議論されていなかったテーマが発掘されるなど、充実した内容となった。 2.7月5日に通算第5回総括班会議を開き、今年度の各計画研究の実施状況、領域全体の研究の進め方、今後の研究集会(国内、国際)の実施スケジュールを議論した。 3.通算第6回総括班会議を,平成19年1月31日に開催し、各班の研究の進捗状況、次年度およびそれ以降の研究の進め方などについて打ち合わせを行った。前年度からの懸案であった研究項目を横断する連携については、連携した研究の実施により具体的な成果があげられた例が報告されたが、まだ十分ではないため、特定のテーマでワークショップを行うなど一層の努力を払うこととした。 4.2月に領域の活動をまとめたニュースレター(3号)を発行した.計画研究各班から研究の進捗状況の報告があったのに加え、上記の国際セッションの報告記事や公募研究の内容に関する紹介記事が掲載されている。
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Research Products
(29 results)
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[Journal Article] Partitioning of potassium between iron and silicate at the core-mantle boundary2006
Author(s)
Hirao, N., Ohtani, E., Kondo, T., Kuba, Suzuki T., Kikegawa, T.
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Journal Title
Geophys.Res.Lett. 33,L08303
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[Journal Article] The phase boundary between wadsleyite and ringwoodite in Mg_2SiO_4 determined by in situ X-ray diffraction2006
Author(s)
T.Inoue, T.Irifune, Y.Higo, T.Sanehira, Y.Sueda, A.Yamada, T.Shinmei, D.Yamazaki, J.Ando, K.Funakoshi, W.Utsumi
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Journal Title
Phys.Chem.Minerals 33
Pages: 106-114
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