Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
笠原 稔 北海道大学, 大学院・理学研究科, 教授 (40001846)
末次 大輔 海洋研究開発機構, 地球内部変動研究センター, グループリーダー (20359178)
金沢 敏彦 東京大学, 地震研究所, 教授 (30114698)
歌田 久司 東京大学, 地震研究所, 教授 (70134632)
入舩 徹男 愛媛大学, 地球深部ダイナミクス研究センター, 教授 (80193704)
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Research Abstract |
平成19年度は以下の研究を実施した。 (1)平成19年5月の日本地球惑星科学連合大会において,セッション「地球深部スラブ」を開催し,口頭とポスターあわせて32件の発表があった。 (2)7月にイタリアのペルージアで開催された国際測地学・地球物理学連合(IUGG)の総会において,セッション「Deep Mantle Slab」主催し,口頭とポスターあわせて30件の発表があり活発な議論が行なわれた。 (3)11月の3・4日の2日間にわたって,本特定領域の国内研究集会「深部スラブの物質科学とダイナミクス」を愛媛大学で実施した。約80名が参加し,口頭とポスターあわせて47件の発表があった。深部スラブに関わる,物性,ダイナミクス,相転移,水の役割などの問題について深い議論が行なわれ,今後の領域研究の方向が示された。 (4)研究集会に引き続き,愛媛大学構内のグリーンホールにおいて「地底を覗く-現代地球科学と地球深部の構造・物質・運動-」と題して一般市民向け講演会を行なった。 (5)平成19年6月8日と20年2月29日に,それぞれ通算第7回および8回の総括班会議を開催し,計画研究各班の研究の進捗状況,最終年度に向けた研究のまとめ方などについて打ち合わせを行った。国際シンポジウムの会場,予算規模,プロシーディングスの出版予定などを決定した。 (6)2月に領域の活動をまとめたニュースレター(4号)を発行した。計画研究各班から研究の進捗状況の報告があったのに加え,公募研究からの報告,特定領域3年目の中間評価の結果や,上記の研究集会の報告記事などを掲載した。
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