Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
丸山 俊夫 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (20114895)
湯上 浩雄 東北大学, 大学院・工学研究科, 教授 (60192803)
水崎 純一郎 東北大学, 多元物質科学研究所, 教授 (90092345)
尾山 由紀子 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助手 (00345373)
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Research Abstract |
本年度は,本特定領域研究の計画研究のみが開始された初年度に当たり,下記に示すような総括班としての活動を行った.計画班長間の調整・打ち合わせは,メールによる打ち合わせを随時行った上で(1)の三回を開催し,特定領域研究の周知,各研究計画代表者・分担者間の共同研究打ち合わせ,研究討論の進め方などについて関連分野の専門家の意見も聴取しながら進めた.本年度は本特定領域研究の設定を周知するための公開研究会(1),各計画研究の内容を相互に理解して共同研究を有機的に連携して進めるための計画研究の計画発表会(2),ならびに各計画研究の成果発表会(3)を開催した.(1)では,約40名の一般参加者と計画研究代表者に対して,領域代表による全体計画の概略,各研究班長による研究項目の概要説明した後,総合討論を行った.(2)では,合宿形式により各計画研究代表者13名による研究計画討論を行った.(3)成果発表会では,計画研究代表者および分担者による総計20件の研究成果発表と海外研究協力者であるアーヘン工科大学のM.Martin先生による基調講演,およびトヨタ自動車(株)FC開発部の伊藤直樹氏による招待講演を行った.基調講演は物質移動が生じているナノ構造界面の安定性に関する基礎的概念の構築を目的としたものであるが,本特定領域研究の目的の一つである国際連携の推進ねらいの一つである.招待講演は具体的な応用研究のアウトプットイメージを共有することを目的としたものであり,水素選択性透過膜であるPd支持型水素透過膜燃料電池の開発における様々な問題が提起されたが,ナノイオニクス現象による理解と問題解決の方法が熱心に議論された.総括班会議は,3名の評価委員(小久見,南,早稲田)の参加を得て開催した本年度成果発表会の後,本年度の研究の総括,来年度以降の本領域の研究の進め方について議論を行った.また,研究計画や企画行事の広報,活動成果の発信のためにホームページ等を整備した. (1)班長会議(3回):(1)平成16年9月10日(土)(東京),(2)平成16年10月13日(水)(東京),(3)平成17年2月13日(日)(仙台) (2)研究発表会(3回) (1)特定領域研究発表会:平成16年9月23日(東京大学(東京)) (2)計画研究全体会議:平成16年10月12-13日(東京弥生会館(東京)) (3)研究成果発表会:平成17年2月11-12日(KKR仙台(仙台)) (3)総括班会議(1回):平成17年2月13日(日))
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