2008 Fiscal Year Final Research Report
Design of Nano-Functional Electrocatalysts with High Selectivity and Activity
| Project/Area Number |
16079103
|
|---|
| Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
|
| Allocation Type | Single-year Grants |
|---|
| Review Section |
Science and Engineering
|
|---|
| Research Institution | Nagoya University |
|---|
Principal Investigator |
HIBINO Takashi Nagoya University, 大学院・環境学研究科, 教授 (10238321)
|
|---|
| Co-Investigator(Renkei-kenkyūsha) |
SANO Mitsuru 名古屋大学, 大学院・環境学研究科, 教授 (90144097)
|
|---|
| Project Period (FY) |
2004 – 2008
|
| Keywords | ナノ・マイクロ反応場 / 表面・界面ナノ構造 / ナノ材料創製 / ナノ機能材料 |
|---|
| Research Abstract |
本研究では、電気化学セルが生成する活性酸素の驚異的に高い酸化力に着目し、酸素の活性化過程を理解するとともに、電気化学セルをナノサイズ化することによって、その酸化力を触媒反応に利用することを試みる。ターゲットとする反応は、ガソリン排ガスでの炭化水素燃焼であり、最終的な目標は貴金属をできるだけ使用せず、炭化水素を200℃以下で低温燃焼することである。具体的な手法として、プロトン導電体粒子に電極触媒クラスターを担持した局所電池型ナノリアクターを設計することで、表面積を触媒レベルまで高めるとともに、外部電源を不要化する。結果として、この技術は新たな触媒材料の創製につながり、レアメタルなどの希少資源の供給問題を解決する有効なアプローチとして期待される。
|
