2006 Fiscal Year Annual Research Report
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16082205
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| Research Institution | Kyushu University |
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Principal Investigator |
間瀬 淳 九州大学, 産学連携センター, 教授 (00023325)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
花田 和明 九州大学, 応用力学研究所, 教授 (30222219)
図子 秀樹 九州大学, 応用力学研究所, 教授 (20127096)
長山 好夫 核融合科学研究所, 大型ヘリカル研究部, 教授 (10126138)
北條 仁士 筑波大学, 大学院数理物質科学研究科, 助教授 (30116660)
大山 直幸 日本原子力研究開発機構, 先進プラズマ研究開発ユニット, 研究員 (80354596)
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| Keywords | 燃焼プラズマ / プラズマ診断 / マイクロ波・ミリ波 / 電子デバイス / イメージング / 磁場閉じ込め装置 / 揺動計測 / シミレーション |
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| Research Abstract |
1.ミリ波先進計測システム要素技術の開発および製作と評価:
1)イメージングアレイの最適化を進めた。テフロン基板上にパッチアンテナを利用した5×5素子の二次元イメージングアレイを製作し、評価の結果、対称でクロストークの少ない指向性を確認した。2)ヘテロダイン中間周波数(IF)回路の最適化を進めた。パワーディバイダとバンドパスフィルタが一体となった回路を考案し、電磁界シミュレータを用いて設計・製作を行った。性能評価の結果、リターンロスも減少し、低コストを維持しながら特性の良いIFシステムが製作できることを実証した。3)次世代システムのための先進デバイス(準光学フィルタ、アンテナ、ビームフォーマ)の開発を進めた。本課題は、日米科学技術協力を通じて米国UCDグループと研究協力を進めており、UCDで設計したデバイスを九州大学で検討し、共同研究を行っている企業研究機関の超精密加工技術を利用し製作した。
2.ミリ波先進計測システムの大型磁場閉じ込め装置への適用実験:
1)既存の装置を対象としたイメージング計測を行った。LHDでは電子サイクロトロン放射、反射計の同時測定が可能なシステムを構築し、特に反射計イメージングにおいて初めて揺動信号の観測に成功した。
2)LHDに設置されている超短パルス反射計にスーパーSINETを利用した遠隔制御を適用し、常時LHD実験に参加できることを示した。測定では、周辺部プラズマの密度分布測定に成功し、レーザのトムソン散乱や遠赤外レーザ干渉計と比較した。
3.電磁波伝搬の計算機シミュレーション:
1)核反応プラズマでの高温電子の相対論的効果を取り入れた反射計シミュレーションを行った。電子質量増大に伴うプラズマ周波数の低下によるOモード及びXモードのカットオフのシフトと電子温度との関係を明らかにし、相対論的効果を利用した反射法による電子温度分布計測の可能性を新たに提案した。
2)ミリ波ビームの伝送や波形整形のため金属ワイヤで作製される不連続な導波路を提案するとともに,導波路特性のシミュレーション解析を行った。
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Research Products
(16 results)
