2007 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
16083101
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
樋口 秀男 Tohoku University, 先進医工学研究機構, 教授 (90165093)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
真行寺 千佳子 東京大学, 大学院・医学系研究科, 准教授 (80125997)
須藤 和夫 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (20111453)
内田 隆史 東北大学, 大学院・農学研究科, 教授 (80312239)
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Keywords | 生体ナノシステム / 細胞 / タンパク質分子 / モーター / 制御 |
Research Abstract |
(1)全体会議の開催:特定領域研究に今年度は新しい公募研究が決定し,この代表者を含めた班会議を9月13-14日に開催した.この会議には,計画班代表,分担,評価者および各研究室のスタッフや学生が集まり,計画班代表と後部代表が発表会を行った.また,この会議で,全体の研究方向の確認,各計画研究班の研究計画の確認,生体ナノシステムの制御領域の現状の分析などをおこなった.約70名の参加者と42件の発表が行われた. (2)特定領域の主催で,3つのセミナーが開かれた.1.第2回ダイニン分子研究会 6月7日東大駒場 参加班員8名,参加者合計約70名(世話人樋口,豊島) 2.小セミナー「アクチン・ミオシン:分子と細胞を如何にして結びつけるか」11月10日 早稲田大(鈴木団,石川) 3.「細胞の種々の機能制御における3種分子モーターの共同的役割について」11月16日東京大学本郷(真行寺世話人).これらのセミナーでモータータンパク質の分子から細胞レベルの運動メカニズムが議論された. (3)1月7-9日.生体運動合同班会議が仙台で開催さえ,樋口が世話人代表を務めた.この合同班会議を利用して,特定班員の発表と,全体会議が開かれた.30名の班員が集まった.来年度の予定や2008年に開催予定の国際会議について議論された. (4)10月1,2日に産総研にて広瀬と安永の指導の元,電子顕微鏡の利用説明と実演および体験的な顕微鏡操作を行った.多くの方から,貴重な体験であったとの感想を得た.
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