2008 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
16083101
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
樋口 秀男 The University of Tokyo, 大学院・理学系研究科, 教授 (90165093)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
真行寺 千佳子 東京大学, 大学院・理学系研究科, 准教授 (80125997)
内田 隆史 東北大学, 大学院・農学研究科, 教授 (80312239)
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Keywords | ナノシステム / ダイニン / ミオシン / キネシン / 細胞 |
Research Abstract |
1. 研究会の開催:平成20年6月にダイニン分子研究会を開催し、ダイニンの構造、機能、制御に関する発表と議論がなされた。これらの発表の多くは世界最先端の研究であった。 2. 研究報告会の開催:平成20年10月に国際会議を開催し、国内外からの招待講演者の講演が行われた。また、領域の代表者や若手の研究者の発表も活発に行われ、研究の概略図入り予稿集を作成・配布した。平成21年7月には研究班代表及び分担者の成果報告会を開催した。班内での共同研究の進展状況などの報告があり、領域研究終了後もさらなる連携の強化及び発展が期待された。 3. 班会議の開催:平成21年1月に班会議を開催し、それぞれのプロジェクトの状況及び領域研究終了後の更なる発展の可能性について討議した。 4. セミナーの開催:平成20年10月、12月に生命の情報処理に関するセミナーを開催した。多数の若手研究者や分野を越えた参加者があり、この分野の新たな展開を期待させるものがあった。 5. 研究支援:柔軟に展開した共同研究をさらに進展させ、それらをまとめるために、平成21年度は研究員を1名雇用した。これにより、項目を超えた共同研究ネットワークが構築され、この領域全体を巻き込んだ研究は、領域全体の目的である「生体ナノシステムの制御」の解明に大きな成果をもたらした。また、平成20年度は研究事務を行う支援者を1名雇用し、領域内の連絡やホームページなどの外部への情報発信について効率化を図った。
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Research Products
(17 results)