2007 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
16084101
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
米田 悦啓 Osaka University, 生命機能研究科, 教授 (80191667)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
平岡 泰 大阪大学, 生命機能研究科, 教授 (10359078)
原口 徳子 独立行政法人情報通信研究機構, 未来 ICT研究センター, 主任研究員 (20359079)
木村 宏 大阪大学, 生命機能研究科, 准教授 (30241392)
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Keywords | 細胞核 / 分子イメージング / ゲノム / 細胞核内高次構造 / 可視化技術 / 核-細胞質間輸送 / 染色体 / クロマチン |
Research Abstract |
本研究領域は、真核細胞の遺伝情報を保持し、発現させる基本構造体である細胞核を研究対象とし、その機能を構造構築のダイナミクスに立脚して統合的に理解することを目的としている。このため、本総括班では、領域内での研究の有機的な結合のため、定期的に開催する班会議を最も重要視し、班会議での発表、討論に基づいて、内部評価を厳密に行なうとともに、活発な意見交換、情報交換を促すことにより、各研究者が相互に影響を及ぼし合い、学際的な相互交流が進展することを目指している。この目的に沿って、本年度は、第4回領域班会議を2007年7月1日〜3日に新潟県越後湯沢ナスパニューオータニで開催した。同会議では、班員すべてが研究成果や今後の計画を発表し、班員、総括班評価担当委員ならびにアドバイザーからの評価を受けた。同時に、7月2日に、第7回総括班会議も開催し、主として来年度の活動計画について話し合った。また、本特定領域のキーワードの1つである「可視化」技術は、日進月歩で開発が進んでおり、それらの技術を用いたデータが蓄積してきているので、データベース作成に着手し、骨格となる部分は完成した。また、ホームページを全面的に刷新するとともに、2007年10月にニュースレターVol.4を刊行し、班員間の情報交換に務めるとともに、班員外への情報発信を行った。2008年1月には、東京ステーションコンファレンスにおいて、特定領域研究「遺伝情報デコード」との合同公開シンポジウム「クロマチンシグナリングの分子機構」を開催し、異分野融合に向けた取組を行うとともに、一般情報公開を進めた。一方、第7回細胞核ダイナミクス研究会、第25回染色体ワークショップを後援した。
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Research Products
(13 results)