2005 Fiscal Year Annual Research Report
「植物の環境適応戦略としてのオルガネラ分化」総括班
Project/Area Number |
16085101
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Research Institution | National Institute for Basic Biology |
Principal Investigator |
西村 幹夫 基礎生物学研究所, 高次細胞機構研究部門, 教授 (80093061)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
三村 徹郎 神戸大学, 理学部, 教授 (20174120)
西川 周一 名古屋大学, 大学院理学研究科, 助教授 (10252222)
西村 いくこ 京都大学, 大学院理学研究科, 教授 (00241232)
森田 美代 奈良先端科学技術大学院大学, バイオサイエンス科, 助教授 (10314535)
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Keywords | 特定領域研究 / 植物 / 環境適応戦略 / オルガネラ分化 / ポストゲノム解析 / 生理機能解析拠点 / オルガネラデータベース |
Research Abstract |
本年度より特定領域研究「植物の環境適応戦略としてのオルガネラ分化」に公募班員が加わったことから研究領域の理解と推進を図るため、2回の班会議を岡崎と仙台で行った。また、同時に行った総括班会議では、特定領域研究推進の方向性、研究拠点の形成のための方策等を検討した。ポストゲノム解析拠点形成に関してはトランスクリプトーム、プロテオーム、オルガネロームの拠点形成に向けた支援を続けるとともに生理機能解析拠点形成に向けてデータの集約を行った。トランスクリプトーム、プロテオームに関しては各々の解析拠点で班員の研究が実施されつつあり、オルガネロームも各種可視化オルガネラライブラリーが形成されつつある。さらにこれらのデータを有効に利用できる、"オルガネラデータベース"を構築し、次年度からの公開を目指している。領域の発足と内容を知らせる広報として、「Plant OrganellesニュースレターNo.2、No.3」を刊行した。また、班員名簿、2005年度研究計画検討会資料、平成16年度特定領域研究成果報告書を「Plant Organellesニュースレター別冊No.1-3」として発刊した。本特定領域研究の推進において、若手研究者の育成が重要であるとの認識から、若手研究者の会を淡路島で開催し、若手研究者間の研究交流を推進した。さらに本年6月に特定領域研究に関する国際シンポジウムを開催するための企画調整を行った。
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