2007 Fiscal Year Annual Research Report
「植物の環境適応戦略としてのオルガネラ分化」総括班
Project/Area Number |
16085101
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Research Institution | National Institute for Basic Biology |
Principal Investigator |
西村 幹夫 National Institute for Basic Biology, 高次細胞機構研究部門, 教授 (80093061)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
三村 徹郎 神戸大学, 理学部, 教授 (20174120)
西川 周一 名古屋大学, 大学院・理学研究科, 准教授 (10252222)
西村 いくこ 京都大学, 大学院・理学研究科, 教授 (00241232)
森田 美代 奈良先端科学技術大学院大学, バイオサイエンス研究科, 准教授 (10314535)
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Keywords | 特定領域研究 / 植物 / 環境適応戦略 / オルガネラ分化 / ポストゲノム解析 / オルガネラデータベース |
Research Abstract |
本年度は公募研究班の入れ替えが行われ、計画班9グループ、公募研究班34グループ、班友3グループからなる合計46グループで、特定領域研究の後半2年間を進めて行くこととなった。そのため、まず6月に岡崎において研究計画討論会を行い各グループの研究方針の検討を行い、2月には神戸で研究成果報告会を開催した。また、新たな解析方法、新規のベクターの開発に関する紹介も各研究会で発表する機会を設け、それらの班員内における有効利用が積極的に行われた。総括班会議はこの両研究会期間内に行われ、今後の特定領域研究および各研究グループの方向性、解析拠点の活用方法、研究会の進め方、ニュースレターの内容等について検討を行い、本特定領域研究の更なる発展を目指した。また、これまでと同様、若手研究者の交流、支援を目的とした若手シンポジウムを100名を超える参加者のもと、瀬戸市で開催した。これらの領域の内容を知らせる広報として「Plant Organelles News Letter」のNo.6、No.7を発刊した。 ポストゲノム解析拠点に関しては、これまでと同様、トランスクリプトーム、プロテオーム、オルガネローム解析拠点の支援を行った。既に各解析拠点を活用した研究が成果として表れてきており、それぞれの解析拠点の有効性が示されるとともに、今後も積極的な利用が期待される。また、オルガネローム解析拠点の一環として構築されたデータベース「The Plant Organelles Database」のアップデートを行った。このデータベースに関する論文が2008年1月のNucleic Acids ResearchのDatabase issueに掲載された。
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