2006 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
16086211
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Research Institution | National Institute for Basic Biology |
Principal Investigator |
諸橋 憲一郎 基礎生物学研究所, 性差生物学研究部門, 教授 (30183114)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
長濱 嘉孝 基礎生物学研究所, 生殖生物学研究部門, 教授 (50113428)
佐久間 康夫 日本医科大学, 大学院・医学研究科システム生理学分野, 教授 (70094307)
山田 源 熊本大学, 生命資源研究支援センター・動物資源開発研究部門, 教授 (80174712)
勝木 元也 , 所長 (20051732)
筒井 和義 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (20163842)
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Keywords | 領域会議 / 若手ワークショップ / 国際シンポジウム / ニュースレター / 総括班会議 |
Research Abstract |
総括班は本特定領域研究がその目的を達成するために、(1)領域会議、(2)若手ワークショップ、(3)動物学会との共催の国際シンポジウム、(4)ニュースレターの発行、(5)総括班会議等を行った。公募研究代表者が参加した領域会議は2年度目を迎え、昨年度以上に領域内での活発な討論がなされた。若手ワークショップも2回目となり、若手研究者間のつながりが出来ていることが感じられた。このような研究者間の連携はコミュニティーを基盤とする特定領域研究の進展には不可欠であり、その意味ではこれらの活動は有効に働いている。また、海外の研究者との連携も重要である。各研究者は海外の学会や研究会等で活発に発表しているが、18年度は動物学会との共催で国際シンポジウムを開催した。海外からPeter Koopman、Blanche Capel、David Crews、Margaret MacCarthy、Arthur Arnold博士を参加頂き、「生殖腺の性分化」と「脳と行動の性分化」について、後編と議論を行った。また、このシンポジウムの前後に本特定領域の関係者が招待口演者らを招き、それぞれセミナーの開催と討論を行うことで情報交換を行った。このような活動を通じ、海外の研究者との共同研究が始まったり、協力関係が構築されたものもあり、本特定領域研究の進展と情報発信に大きく貢献した。また国際シンポジウムの開催を最終年度の計画しており、来年度にはその準備を始める予定である。一方、18年度は中間評価を受けた。評価委員会の提言等を参考に次期公募研究の採択方針を議論しつつ、本特定領域研究ならびに本研究領域の今後の継続に付いて議論を開始し、継続して議論することとした。
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