2006 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
16087101
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
月原 冨武 大阪大学, 蛋白質研究所, 教授 (00032277)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
難波 啓一 大阪大学, 大学院生命機能研究科, 教授 (30346142)
福森 義宏 金沢大学, 大学院自然科学研究科, 教授 (60135655)
有坂 文雄 東京工業大学, 大学院生命理工学研究科, 助教授 (80133768)
吉川 信也 兵庫県立大学, 大学院生命理学研究科, 教授 (40068119)
大村 敏博 農業, 食品産業技術総合研究機構・中央農業総合研究センター, チーム長 (20355499)
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Keywords | 生体超分子 / 構造 / 機能 / X線結晶構造解析 / 電子線構造解析 / 電子顕微鏡 |
Research Abstract |
本年度は、計画研究11課題の他に公募課題36件を選んでこれらの研究の推進を図った。また、公募に応募した研究者の中から関連の深い研究者を班友として選んで、研究交流に加わってもらう体制を作った。 領域内の研究交流を促進するために、第2回ワークショップ「生体超分子の構造形成と機能制御の原子機構」(2006年8月7日〜9日、神奈川県三浦郡葉山町湘南国際村センター)を有坂文雄助教授(東京工業大学)の世話で開催した。班友も含めて120名の参加を得て、初日の午後には4グループに分かれて研究上の抱えている問題点を提示して、討論した。同日の夕方から28件の口頭発表と50件のポスター発表を中心に活発な討論を行い、研究を深めることができた。ワークショップ期間中の8月8日には総括班会議を開催して、本特定領域研究の進め方等について意見を交わし、評価委員からは助言を頂いた。 本特定研究の研究を広く紹介するために、2006年12月11〜12日に、つくば国際会議場で第3回公開シンポジウム特定領域研究「生体超分子構造」を中央農業総合センター大村敏博チーム長の世話で開催した。吉川信也班員が「チトクロム酸化酵素の脂質の構造と生理機能」という演題で代表報告を行った。また、カルフォルニア大学のHolland Cheng教授による特別講演をして頂いた。このほかに9件の口頭発表と65件のポスター発表によって、活発な研究成果を披露した。これには、班員、班友の他に関連する研究を行っている研究者も含めて110名が参加し議論を深めることができた。ワークショップや公開シンポジウムに参加した班友や公開シンポジウムでの発表者には、本総括班から旅費の援助を行った。
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Research Products
(18 results)