2008 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
16087101
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
月原 冨武 Osaka University, 蛋白質研究所, 特任研究員 (00032277)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉川 信也 兵庫県立大学, 生命理学研究科, 教授 (40068119)
福森 義宏 金沢大学, 自然システム学系, 教授 (60135655)
佐藤 主税 産業技術総合研究所, 脳神経情報研究部門, 研究グループ長 (00357146)
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Keywords | 生体超分子 / 構造 / 機能 / X線結晶構造解析 / 電子線構造解析 / 構造機能理論計算 |
Research Abstract |
計画研究11課題と本年度新たに採択された公募31課題で研究の推進を図った。また、関連の深い研究者を班友として選んで、研究交流に加わってもらう体制を作った。 領域内の研究交流を促進するために、第4回ワークショップ「生体超分子の構造形成と機能制御の原子機構」(2008年6月16日〜18日、淡路市、兵庫県立淡路夢舞台国際会議場)を吉川信也教授(兵庫県立大学)の世話で開催した。班友も含めて115名の参加を得て、初日の午後には5グループに分かれてグループミーティングを行って、研究上の抱えている問題点を中心に討論した。初日と2日目の夜は68件のポスター発表を中心に活発な討論を行った。2日目と3日目の日中は16件の口頭発表があり最先端の研究が多く出されて、議論を深めることができた。ワークショップ期間中の6月17日には総括班会議を開催して、本特定領域研究の進め方等について意見を交わし、評価委員からは助言を頂いた。本特定研究の研究を広く紹介するために、2008年12月18〜19日に、つくば国際会議場(つくば市)で第5回公開シンポジウム特定領域研究「生体超分子構造」を産業技術総合研究所の佐藤主税研究グループ長と茨城大学の大友征宇教授の世話で開催した。京都大学の森泰生教授を招待して「カルシウムチャネルシグナルソームの分子構成と生理機能」と題して特別講演をしていただいた。このほかに12件の口頭発表と61件のポスター発表によって、活発な研究成果を披露した。これには、班員、班友の他に関連する研究を行っている研究者も含めて100名が参加し議論を深めることができた。ワークショップや公開シンポジウムに参加した班友や公開シンポジウムでの発表者には、本総括班から旅費の援助を行った。
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Research Products
(54 results)