2006 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
16092101
|
Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
岩間 一雄 京都大学, 情報学研究科, 教授 (50131272)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
伊藤 大雄 京都大学, 情報学研究科, 准教授 (50283487)
徳山 豪 東北大学, 情報科学研究科, 教授 (40312631)
加藤 直樹 京都大学, 工学研究科, 教授 (40145826)
田中 圭介 東京工業大学, 情報理工学研究科, 准教授 (20334518)
櫻井 幸一 九州大学, システム情報科学研究院, 教授 (60264066)
|
Keywords | 離散アルゴリズム / 計算限界 / 社会的評価基準 / 品質保証・性能保証 / 近似アルゴリズム / ランダマイズド・アルゴリズム / 国際研究者交流 / 多国籍 |
Research Abstract |
本特定領域研究は理論的研究であり,その共通目標である「新世代の計算限界」の解明と打破に向けて,研究者間の協力関係が自然に構築できるような態勢を組む必要がある.総括班は,領域内の研究課題の進行状況に気を配り,研究が効率的に行われ最善の結果が出せるよう,課題間や別の班との連絡・調整を積極的に行った.また,特定領域研究の活動を活性化させる企画の推進を行った.具体的な活動は,以下の通りである. 1.海外研究者の招聘およびポスドク研究員の雇用:海外の著名な,また意欲的な研究者を積極的に招き,また2名のポスドク研究員を雇用し,研究討論や研究集会を行うことにより,研究を活性化させた. 2.研究集会の実施:本特定領域研究の参加者全員による全体会議を2度開催した.また,研究者連携のためのミニプロジェクトを含めて8件の研究集会を開催した. 3.国際会議の実施:海外の研究者との連携を進め,本特定領域の成果を国際的に公表するため,7月に国際ワークショップを実施した.また,11月に若手育成のための秋学校を開催した. 4.外部との連携:外部有識者を全体会議に招き,本特定領域研究について忌憚の無い意見を聞き,意見交換を行った. 5.研究成果の公表:人材育成としての教科書シリーズの発行を開始し,既に5巻を刊行した.全16巻を予定しており,順次刊行が進む見通しである.また,研究成果発表の場として,電子ジャーナル用の論文サーバを九州大学に設置した. 6.今後の方針の決定:基本的にこれまでの方策を踏襲しつつ,「プロジェクトの連携」と「若手の育成」を意識して企画を立ち上げていくことを決定した.
|
Research Products
(14 results)