2006 Fiscal Year Annual Research Report
Webコンテンツ活用に関連した離散最適化問題の研究
Project/Area Number |
16092213
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Research Institution | Toyohashi University of Technology |
Principal Investigator |
増山 繁 豊橋技術科学大学, 工学部, 教授 (60173762)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
梅村 恭司 豊橋技術科学大学, 工学部, 教授 (80273324)
中山 慎一 徳島大学, 総合科学部, 准教授 (50284279)
本間 宏利 釧路工業高等専門学校, 准教授 (80249721)
石井 利昌 小樽商科大学, 商学部, 准教授 (30324487)
相田 慎 豊橋技術科学大学, 工学部, 准教 (60345957)
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Keywords | Webコンテンツ / 解散最適化 / 情報抽出 / グラフ理論 / アルゴリズム |
Research Abstract |
I.Webコンテンツ活用に関連したテキストからの情報抽出及びテキスト自動要約 ・交通事故事例に含まれる事故原因表現の新聞記事からの抽出 ・ユーザの要約要求を反映するためにユーザとのインタラクションを導入した複数文書要約システム ・論文LaTeX原稿からのプレゼンテーションスライド自動生成 ・文章閲覧における読者の操作行動からの興味の推定 これまで、分野ごとに人手でヒューリステイックスを作成していたテキストマイニングにおける、事象の原因表現の抽出において、少数の種表現を与えることでブートストラップ的に実行できる手法を考案した。また、ユーザの要約要求を反映するためにキーワードを提示してユーザに選択させることでユーザとのインタラクションを導入した複数文書要約システムを開発した。また、論文原稿からの発表スライド生成への要約アルゴリズムの応用なども行った。 II.Webコンテンツ配信と関連した問題、および、その基盤としての高度情報通信網に関連した問題 ・外平面グラフ上での最小枝ランキング問題に対する多項式時間アルゴリズム ・最小節点ランキング全域木問題の計算複雑度 ・外平面グラフ上での最小節点ランキング全域木問題に対する多項式時間アルゴリズム ・連結度増大問題に関する幾つかのグラフの部分クラスに対する厳密解と定数近似アルゴリズムの考案 ・供給点配置問題のある部分クラスに対する効率の良いアルゴリズムの考案 最小節点ランキング問題に対して外平面グラフ上で効率の良いアルゴリズムを考案した。最小枝ランキング問題に対しても、外平面グラフ上で効率の良いアルゴリズムを考案した。また、連結度増大問題に関して幾つかのグラフの部分クラスに対して多項式時間の厳密解法を得た。また、定数近似アルゴリズムの考案した。供給点増大問題のある部分クラスに対しても効率の良いアルゴリズムを考案するなどの成果を得た。
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Research Products
(12 results)