2007 Fiscal Year Annual Research Report
高分解能計測技術を用いた極地氷床氷のミクロ物性の解明と変形機構図の構築
Project/Area Number |
16104006
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Research Institution | Nagaoka University of Technology |
Principal Investigator |
東 信彦 Nagaoka University of Technology, 工学部, 教授 (70182996)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
伊藤 義郎 長岡技術科学大学, 工学部, 教授 (60176378)
明田川 正人 長岡技術科学大学, 工学部, 准教授 (10231854)
高田 守昌 長岡技術科学大学, 工学部, 助教 (50377222)
佐藤 和秀 長岡工業高等専門学校, 教授 (80113398)
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Keywords | 氷 / 流動則 / レーザー干渉計 / レーザーアブレーション / 質量分析 / 不純物 |
Research Abstract |
<レーザーアブレーションによる氷中の不純物分布測定>質量分析装置において,質量数を変化させながらの測定では,質量スキャン周期が0.1秒オーダーと遅いことから,レーザー照射により気化した試料の成分をタイミングよく測定することができなかった。そこで,レーザー照射後のミリ秒までのシグナルをマイクロ秒間隔で測定するため,質量分析装置の制御系および検出系を変更し,質量数を固定し測定を行なえるよう改良を行った。これまで検出できなかったNaCl試料を用いた結果,ClはH^<35>Cl, H^<37>Clとしてレーザー照射後500〜2000μsの間で検出できることが分かった。
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Research Products
(2 results)