2007 Fiscal Year Annual Research Report
ポスト・グローバル化時代の欧米ユーラシア文化にみる基範と越境に関する総合的研究
Project/Area Number |
16202005
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Research Institution | Tokyo University of Foreign Studies |
Principal Investigator |
和田 忠彦 Tokyo University of Foreign Studies, 外国語学部, 教授 (50158698)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
西永 良成 東京外国語大学, 外国語学部, 教授 (00014514)
亀山 郁夫 東京外国語大学, 外国語学部, 教授 (00122359)
関口 時正 東京外国語大学, 外国語学部, 教授 (40126280)
松浦 寿夫 東京外国語大学, 外国語学部, 教授 (60219384)
西谷 修 東京外国語大学, 大学院・地域文化研究科, 教授 (20189286)
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Keywords | グローバル化 / 越境 / 規範形成 / 文化多元性 / 表象システム / 西洋化 / 共同性 / 制度移植 |
Research Abstract |
最終年度として研究成果の総括とその社会的還元をはかるべく、2007年度は、「ルネ・シャール生誕百年記念行事」(6月21日-23日)として、「ルネ・シャール-詩と絵画」(於:東京外国語大学)、「ルネ・シャール生誕100年記念シンポジウム」(於:日仏会館ホール)において、マリー=クロード・シャール(シャール美術館館長)の来日参加を得て、世界的にも類例を見ない一連の大規模な学術的行事を実現した。また、国内外において開催された国際シンポジウムへの招待を得て、一件は、世界におけるFrancophonie litteraireの状況に関して(於:ギリシャ、ナフブリオ)、もう一件は、近代日本におけるイタリア観の変遷に関して(於:立命館大学)、それぞれ研究発表を行い、進行するグローバリゼーションという現象に抗する可能性をはらんだ表象の様態をめぐって、具体的かつ示唆的な提言をしめすことができた。
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Research Products
(6 results)