2004 Fiscal Year Annual Research Report
持続可能なコンパクトシティの創成と農村との循環型環境共生政策システムの解明
Project/Area Number |
16203021
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Research Institution | Nihon University |
Principal Investigator |
三橋 博巳 日本大学, 理工学部, 教授 (50059862)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田中 啓一 日本大学, 経済学部, 教授 (00102442)
八木 俊道 日本大学, 法学部, 教授 (40277372)
廣野 桂子 日本大学, 大学院・グローバルビジネス研究科, 助教授 (60238417)
丸尾 直美 尚美学園大学, 総合政策学部, 教授 (30055107)
氷鉋 揚四郎 筑波大学, 農林工学系, 教授 (90189762)
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Keywords | 都市 / コンパクトシティ / 農村 / 環境共生 / 環境負荷 / 廃棄物 / ライフサイクル / 環境政策 |
Research Abstract |
本年度は、持続可能なコンパクトシティの創成と農村との連携による環境負荷軽減を目指した循環型環境共生の在り方及び解明、実現方策に関する制度設計のため国内外における循環型環境共生都市及び環境共生システムに関する調査研究を中心に行った。 国外ではフランス、オーストリア、スペイン、スウェーデンなど各国におけるコンパクトな循環型環境共生都市の現地調査、資料収集、ヒアリングを行った。併せて、各国における法制度、税制システム、都市廃棄物のリサイクルシステム、経済政策、住宅政策など経済的・社会的制度に関する資料収集・整理を実施した。 国内ではコンパクトシティ創成における環境負荷軽減効果及び都市と農村との連携による循環型環境共生システムの調査を行った。省エネルギーを志向した都市廃棄物の循環システム及び環境共生を重視した住宅開発の事例調査を行い、建築物のライフサイクルの観点から建築物のコンバージョンによる環境負荷軽減効果を検討した。都市と農村との相互依存関係の調査・分析からはグリーン・ツーリズムの事例調査を行った。また、ごみ処理問題に積極的に取り組んでいる都市の関係者及び関連自治体などにヒアリング調査を行い、環境政策の実態調査を行った。 持続可能なコンパクトシティの創成、環境負荷軽減を目指した循環型環境共生都市の在り方及び都市と農村の循環型環境共生システムに関して、事例調査、現地調査、ヒアリング調査などを通じて循環型環境共生都市の実態の把握と問題点の整理を行い、循環型環境共生都市モデルの構築と実現可能性に関する知見を得た。
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Research Products
(23 results)