2006 Fiscal Year Annual Research Report
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16203033
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| Research Institution | Nagasaki Junshin Catholic University |
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Principal Investigator |
一番ヶ瀬 康子 長崎純心大学, 人文学部, 教授 (20060600)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高倉 節子 長崎純心大学, 大学院・人間文化研究科, 非常勤講師 (90154765)
片岡 瑠美子 長崎純心大学, 人文学部, 教授 (20185797)
沈 潔 浦和大学, 総合福祉学部, 教授 (20305808)
洪 金子 東京福祉大学, 社会福祉学部, 教授 (30326988)
杉山 博昭 長崎純心大学, 人文学部, 助教授 (20270035)
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| Keywords | カトリック社会福祉 / キリスト教社会福祉 / 修道会 / カリタス / ミゼリコルディア / キリシタン / ボランティア / 福音 |
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| Research Abstract |
1,概要 3年目にあたる本年度は、各班の研究成果を中間報告としてまとめ、東北アジアの社会福祉の歴史的展開に関する共通点と相違点を探るため、以下のようにテーマ別に横断的な分析や議論を重ねた。
【海外調査班】「各国、地域におけるカトリック社会福祉活動の歴史的解明」の課題のもと、以下の分担で研究を継続し、全体会議のほか1回の海外班の会議や研究協力者との打ち合わせを経て、報告書作成にむけて下原稿作成などの準備を行った。中国:上海・香港地域の補足調査と執筆(沈潔)、韓国:カトリック社会福祉活動の全体調査・歴史的調査と分析(洪金子)、マカオ:史資料の翻訳と執筆(片岡瑠美子)、台湾:補足調査と執筆(大友昌子)、モンゴル:補足調査と執筆(一番ヶ瀬康子)、フランス:史資料の翻訳と執筆(高倉節子)
【国内調査班】昨年度に実施した国内調査の結果を以下の分担で分析し、報告書作成に向けて下原稿作成を行った。また、国内班のみで全体会のほかに2回会合を開き、「国内のカトリック社会福祉活動の現状と歴史の解明」を体系的に考察するための討議を行った。補足調査(高倉、司教区調査(山田)、小教区調査(澤)、施設調査(杉山)、修道会調査(坂本)。
【文献・年表班】本年度の課題であった「年表第二次案の提示と文献リストの作成・検討」を達成するために、日本の年表作成継続(大久保)、海外の資料入手と年表入力(加登田)、文献リストのデータ入力(杉山)をそれぞれ行い、また海外班・国内班との合同会議によって年表検討を行った。
【研究会班】9月と1月の2回、全体会を開催し、各班の研究成果の報告と今後の作業がスムーズに進展するように運営調整を行った。また5月と7月の2回の国内班会議、9月の海外班会議もサポートした。
2,研究成果のまとめと発表中間報告として、第47回日本キリスト教社会福祉学会において中間報告の研究発表を行った(坂本)。国内外の他学会でも報告発表できるよう準備をすすめている。また、各分担者によって、次ページの「研究発表」のような成果を出した。
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