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2006 Fiscal Year Annual Research Report

遺伝因子と環境因子に対する脂質代謝機構の生理的多型性に関する生理人類学的解析

Research Project

Project/Area Number 16207020
Research InstitutionOsaka City University

Principal Investigator

佐伯 茂  大阪市立大学, 大学院生活科学研究科, 助教授 (60211926)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 金 東浩  大阪市立大学, 大学院生活科学研究科, 講師 (70326271)
高橋 貞夫  福井大学, 医学部, 講師 (50303376)
曽根 良昭  大阪市立大学, 大学院生活科学研究科, 教授 (60145802)
荻布 智恵  大阪市立大学, 大学院生活科学研究科, 助手 (80336792)
Keywordsリポ蛋白質レセプター / 脂質代謝
Research Abstract

細胞への脂質供給を担うリポ蛋白質レセプターは脂質代謝のレギュレーターとして機能し、その遺伝子異常は生理機能の破綻を引き起こす。リポ蛋白質レセプターファミリーに属すLRP5はWntのレセプターでもあり、脂質代謝以外にも多く多様な生命現象に関与することが明らかとなっている。また、連鎖解析からLRP5の遺伝子異常が、ヒトの骨粗鬆症(D111Y、G171Rなど)、家族性滲出性硝子体網膜症(T173M、C1361Gなど)、高リポ蛋白質症(Q89R、A1330V)の発症に関与することが明らかとなっている。近年、I型糖尿病の原因遺伝子座であるIDDM4(Insulin Dependent Diabetes Mellitus 4)がLRP5領域に位置することが報告されたが、LRP5のどこに遺伝子異常があるか明らかにされていない。そこで、本研究では、I型糖尿病患者から得られたDNAのExon12とExon14の全塩基配列を解析したが、塩基配列の異常を見出すことは出来なかった。現在、その他のExonの塩基配列の解析を行っている。また、リポ蛋白質レセプターファミリーに属すApoER2は脳の代謝に関与することが知られている。ApoER2遺伝子の遺伝子多型を解析したところ、ApoER2にはミスセンス変異に加えて、ノンセンス変異があることを見いだした。現在、生理的多型性と脳疾患との関連性を解析している。

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Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

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