2005 Fiscal Year Annual Research Report
複数センサ情報の統合による広域屋外環境の3次元モデル化に関する研究
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16300057
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| Research Institution | Nara Institute of Science and Technology |
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Principal Investigator |
横矢 直和 奈良先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 教授 (10252834)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山澤 一誠 奈良先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 助教授 (40283931)
神原 誠之 奈良先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 助手 (10346306)
佐藤 智和 奈良先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 助手 (50362835)
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| Keywords | コンピュータビジョン / 複合現実感 / 3次元モデリング / 3次元環境モデル / 3次元復元 / 複数センサ融合 / 多視点距離データの位置合せ / デジタルアーカイブ |
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| Research Abstract |
1.地上撮影全方位ビデオ映像からの3次元復元
本項目では、全方位マルチカメラシステムLadybugを用いた移動撮影に基づくshape-from-motion技法による屋外シーンの3次元復元を目指している。本年度は、前年度に開発した特徴点の数え上げに基づくマルチベースラインステレオ法による密な3次元形状復元に関して、シミュレーションによる3次元復元精度の評価を行うとともに、本学キャンパス及び関西学研都市内で撮影した実データを用いた実験によって有効性を検証した。これによって、地上からの移動撮影による「側面形状モデル」の構築に目処が立った。
2.空撮ビデオ映像からの3次元復元
本項目では、空撮方法と空撮経路に関する前年度の検討結果を踏まえて、撮影方法はチャーターヘリコプタからのHDビデオカメラによる撮影を決定し、撮影経路は上記の項目1と同じ地域を撮影するために、関西学研都市上空を経由して本学上空を旋回する経路を選択し、実際に空撮を実施した。また、空撮ビデオ映像に対してshape-from-motion技法を適用することによって、撮影時のカメラの位置・姿勢情報の復元と粗な特徴点の3次元復元を行った。これによって、空撮による「航空形状モデル」の構築に関して明るい見通しを得た。
3.レーザレンジファインダによる高精度3次元計測
本項目では、屋外レーザレンジファインダ等を用いた高精度3次元計測によるテクスチャつき3次元環境モデルの構築を目指している。本年度は、前年度に開発した多視点距離データの同時位置合せ法の改良を行うとともに、多地点で計測した全方位距離データの位置合せ・統合結果に対するLadybugで取得した全方位カラー画像のマッピングによるテクスチャつき3次元モデルの構築実験を行った。
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