2005 Fiscal Year Annual Research Report
Triple Helixモデルによる我が国の産官学連携ネットワークの実証的分析
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16300080
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| Research Institution | National Institute of Informatics |
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Principal Investigator |
孫 媛 国立情報学研究所, 学術研究情報研究系, 助教授 (00249939)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
根岸 正光 国立情報学研究所, 学術研究情報研究系, 教授 (90114602)
宮澤 彰 国立情報学研究所, 人間・社会情報研究系, 教授 (80099928)
大山 敬三 国立情報学研究所, 人間・社会情報研究系, 教授 (90177022)
西澤 正己 国立情報学研究所, 人間・社会情報研究系, 助教授 (00281585)
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| Keywords | 産官学連携 / Triple Helix / ビブリオメトリックス / 引用文献索引データベース / 共著分析 |
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| Research Abstract |
本年度は、まず、昨年度に引き続き、日本の学会誌論文を対象とした「引用文献索引データベース」(CJP)に基づいて、名寄せ作業・所属機関の同定およびセクター分類方法の検討等を行った。これらの作業およびデータの更新を通じて、分析のための基礎データを作成・整備するのと平行して、産官学連携について昨年度の実績を踏まえて詳細な分析を進めた。とくに、産学連携関係からみる大学の特徴・類似度の分析、大学に対する企業の研究依存度の分析、産学連携が盛んな上位大学および企業についての個別分析を重点的に行った。さらに、昨年度購入した米国の引用索引データベース(NCRJ)を用いて、国際的な雑誌および国内雑誌への投稿論文について、産学連携の実態・特徴・動向を比較、分析し、日本の産学連携について国際的および国内的な視点から考察した。これらの分析・考察については、情報知識学会誌、国際学会で発表する予定である。
以上の分析に関連して、中国科学院文献情報センターと情報交換し、それぞれのデータを持ち寄り、今後、研究協力を進めることで合意した。このような国際的な研究協力を通じて、より包括的な成果が得られることが期待される。また、第5回Triple Helixの国際会議等に出席し、国際的動向を調査するとともに、来年度5月に開催される国際協力研究ネットワークCOLLNETの国際ワークショップにも出席・発表を予定するなど、海外研究者との意見交換・情報発信等を積極的に行っている。その他、次年度からの分析に向けて必要となるデータの購入を本年度中に行った。
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