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2004 Fiscal Year Annual Research Report

身体活動量増進のためのソーシャルマーケティングアプローチの開発と評価

Research Project

Project/Area Number 16300197
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (B)

Research InstitutionWaseda University

Principal Investigator

中村 好男  早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (00198251)

Keywordsヘルスプロモーション / 身体活動量促進 / ソーシャルマーケティング / ウォーキング / 対面式教室 / プリントメディア / プロモーションビデオ / 通信教育型プログラム
Research Abstract

本研究は、ソーシャルマーケティングの手法を組み込んだ身体活動量増進プログラムを開発し、地域での健康増進事業のモデルを構築しようとするものである。題材には申請者が一貫して推進してきた"ウォーキング"を用い、グループでの集団指導(地域)、印刷媒体(職域)、ビデオ媒体(一般)という3種のプロモーションによって、「どのような人がどのように身体活動量を増進するか」という点から各アプローチの効果を評価しようとしている。
本年度は、1)地域におけるグループ教室型プログラムの実施、2)職域における印刷媒体を用いたプログラム(プログラムの開発)、3)一般市民を対象としたビデオによるプロモーション(予備調査)、を行った。行動学的アプローチを中心にすえたグループ教室型プログラム参加者(計43名)と健康情報教室(座学)参加者(計19名)との比較から、戸外でのウォーキング実践の重要性が示唆された。また、職域における印刷媒体を用いたプログラムの実施結果(計65名が参加)からは、プリントメディアを用いた非対面式プログラムの限界が示唆された。ウォーキング推進ビデオによる認知効果に関する予備調査の結果から、このビデオがウォーキングに対する動機付けの準備性の向上に一定の効果をもたらしているものの、「無関心期」の対象者に対してはその効果が限定的であることが確認された。これらの結果を受けて、ビデオ普及プログラムの広告から行動の変容に至るまでの各段階の効果係数を推定し、本ビデオプロモーション実施時の人々の行動変容へのインパクトの予測モデルを構築した。また、来年度の研究の準備として、1)印刷教材と、2)ビデオ教材という二つの異なるメディアによる行動科学的アプローチの効果を検証するために、所沢市民49,600世帯を対象に新聞折込みにてチラシを配布してプログラム応募者を募り、その応募者の特徴を分析した。

  • Research Products

    (4 results)

All 2004

All Journal Article (4 results)

  • [Journal Article] 通信教育型ウォーキングプログラム参加者の特徴2004

    • Author(s)
      秋山由里, 宮地正弘, 古一眞未, 武田典子, 岡浩一郎, 中村好男
    • Journal Title

      ウォーキング研究 8

      Pages: 183-186

  • [Journal Article] プリントメディアを用いたウォーキングプログラムの効果2004

    • Author(s)
      龍雅仁, 酒井健介, 岡浩一郎, 板倉正弥, 武田典子, 中村好男
    • Journal Title

      ヒューマンサイエンスリサーチ 13

      Pages: 245-253

  • [Journal Article] 行動変容初期段階の動機付けの準備性に及ぼすウォーキングプロモーションビデオの効果2004

    • Author(s)
      古一眞未, 酒井健介, 岡浩一郎, 中村好男
    • Journal Title

      ヒューマンサイエンスリサーチ 13

      Pages: 235-244

  • [Journal Article] 紙誌広告による健康情報の受容に関する運動行動変容段階の影響2004

    • Author(s)
      トンプソン雅子, 中村好男
    • Journal Title

      ヒューマンサイエンスリサーチ 13

      Pages: 211-220

URL: 

Published: 2006-07-12   Modified: 2016-04-21  

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