2004 Fiscal Year Annual Research Report
科学力の育成をめざす参加型教材ソフトウエアによる教育実践モデルの開発と評価
Project/Area Number |
16300254
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Research Institution | University of Miyazaki |
Principal Investigator |
中山 迅 宮崎大学, 教育文化学部, 教授 (90237470)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
林 敏浩 香川大学, 総合情報基盤センター, 助教授 (90264142)
猿田 祐嗣 国立教育政策研究所, 教育課程研究センター基礎研究部, 総括研究官 (70178820)
山口 悦司 宮崎大学, 教育文化学部, 助教授 (00324898)
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Keywords | 理科学習 / 描画法 / 科学モデル / 反省的思考 / ソフトウエア / ドロー系ソフト / メタ認知 |
Research Abstract |
本年度は,開発と普及を行った。開発については,反復再生可能型描画システムPolkaの開発と,Polkaを用いた理科授業実践モデルの開発を平行して実施した。これは,授業実践を行うことによって,システムの機能改善に対する具体的な要求が授業の現場から発せられ,それを踏まえたシステム変更の評価を授業実践の場で行うという循環が必要だからである。普及は,学会,研究会での口頭発表だけでなく,ワークショップ,展示などを利用して詳しい説明を行い,Polkaユーザの拡大に努めた。これは,幅広い教師によってPolkaが利用されることによる教育実践モデルの拡充を目指すためである。 具体的に実行した主な事項は以下の通りである。 1.システム開発 (1)描画の日付及び時刻表示機能を追加した (2)描画履歴分析用のソフトウエアを開発した 2.理科授業実践モデル開発 (1)中学2年生の「電流」単元での実践と分析を行った (2)小学6年生の「光合成」単元での実践と分析を行った (3)小学校4年生の「空気中の水の姿」単元での実践と分析を行った これらの実践は,いずれも「目に見えない対象のモデル化による現象の理解」に関する単元である。
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Research Products
(6 results)